おはようございます。
医師の転職支援をする業界人として
不正は許せないと思う
ジーネット株式会社の小野勝広です。
我々人材紹介事業者は、
厚生労働省より有料職業紹介事業を行う
許可を取って運営しています。
そして厚生労働大臣から許可証を発行してもらい
そこに記載された許可番号をホームページや
名刺などにて明示するのが常識です。
弊社であれば「13-ユー306912 」が
許可番号となります。
医療系の大手紹介会社から中堅、中小企業まで
このルールは絶対のものです。
そもそも人材紹介事業とは参入障壁が低く、
職業紹介責任者となり得る要件を持った人物を選任し
事業所に関する要件、財産的基礎の要件を満たせば
東京労働局に申請し、
厚生労働省から許可を受ける訳で
それほど難しいものではありません。
ところが業界内で仕事をしていると
時々無許可の業者が存在する事を耳にします。
そのほとんどが個人事業主なのですが、
これはいけません。
時には現在申請中ですと誤魔化して
紹介事業を行っているものもいますが、
申請中は事業を行ってはいけないのです。
有料職業紹介事業許可証が発行されてないと
ホームページで求人や求職者の募集をしたり、
営業活動を行ってはいけません。
もう数年に渡って無許可状態で
職業紹介を行っているものなど
排除しなければいけないと思います。
もっと残念なのは
いくばくかのフィーと引き換えに
そういった無許可の人間の隠れ蓑として
動いている紹介会社が存在する事であります。
要は契約の時だけ
名前を貸してやるという状態ですね。
それと引き換えにフィーを貰う…。
これもアカンでしょう。
こんな会社は
紹介免許取り消しで良いと思います。
いずれにしても通常は
求人側も求職者側も
イチイチ許可を受けているかどうかなど
確認しないと思うんですね。
だってごく当然の事ですから。
であれば私たち業界人のモラルが
問われるのだと思います。
無許可で事業を行ってはいけません。
そういう人間をサポートしてはいけません。
偽物は排除すべきですし、
是非厚生労働省や労働局には
取り締まりを強化して頂きたいと思います。
情報を集めようとさえすれば
結構な提供者が出てくるような気がします。
まともな業界人であれば
許せない事ですから。
イチ時期は偽医者の話題が注目されていましたが、
やっぱり偽物はダメだと思います。
真面目にやってたって上手く行かなかったり
下手だったりとかがあり得るのですから
そうでない偽物などは
取り締まりの対象で良いと思うんですね。
業界の健全化。
こういった事の情報発信もしてまいります。
許可番号と届出の都道府県だけわかれば
きちんと許可を取得しているかどうか
下記のサイトから検索で調べる事ができますよ。
厚生労働省職業安定局人材サービス総合サイト
不正はいけません。
ならぬものはならぬのです。
それでは、また…。
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