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診療報酬改定から見る医師の中長期的な働き方!

2018年5月23日by gnetdoctor1

 

おはようございます。

医師の人生設計をベースにして
キャリアプランを元に転職や開業をご支援する
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

えっと今回は難題にチャレンジです(笑)。

私なりに思う事を書きますので、
どこか、少しでも、参考になれば幸いです。

 

本日のブログのタイトルは、
【診療報酬改定から見る医師の中長期的な働き方!】
としました。

 

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医師のキャリアから診療報酬改定を見ると…。

この4月に改訂された診療報酬。

今回は介護報酬との同時改定という事もあり、
注目度も高かったのではないかと思います。

私が特に気になったのは、
入院医療の新評価体系です。

具体的な点数などは専門家の方にお任せするとして、
医師のキャリアという観点から考えると
急性期病院で働く先生方が
今後どうなっていくのか?という点で
いろいろ思うところがありました。

我が国の財政状況を考えると
医療の形が現状のままとは考えにくいですよね。

地域医療構想に基づく病床再編は
益々加速する事が予測できますし、
まさに今は過渡期なのかなと感じます。

10年後も急性期病院で
今と同じくらいの医師が働いている可能性は
限りなく低いのかもしれません。

このまま病床削減が進むと、
当然、急性期病院以外で働く事も
選択肢に入れざるを得ない。

とは言え急性期病院は集約化が進むとしても
なくなる訳ではありませんから、
急性期病院で働き続ける為には
どんなキャリア、経験値を身に付けるべきか?という
キャリアプランが必要になりますし、
地域医療に転換するならするで、
それに相応しいキャリアプランを持つべきですね。

これまで急性期を担ってきた病院自体が
病棟の機能自体を変えてくる訳です。

この流れ自体は進むでしょうから、
いかにして適応していくのか?という考えが必要と思います。

適者生存って事なのでしょうね。

 

急性期か?地域医療か?

では医師が今後どのようにキャリアプランを考えるべきか?
急性期病院で働く事は不利なのか?

地域医療で働くのはメリットがあるのか?ですが、
これこそが私は個々の医師が直面する
ターニングポイントになるのではないかと考えています。

有利、不利、メリット、デメリットは
ハッキリ言ってしまえばいずれにもあると思うんです。

それよりも大事なのは、
自分がどうなのか?という
外部環境よりも内面にしか答えはないと思います。

全体的には、
多少なりとも医師の長時間労働は改善されると思われますし、
急性期病院の治療実績は増加するので
症例経験を積む事ができるでしょうし、
地域包括ケア病棟のように
病床はバリュエーションが増えて
より効率的な治療体制ができるでしょう。

しかし個々の医師に置き換えると
今後問われるのはまさにキャリアプランだと思うのですね。

急性期病院でバリバリ働くキャリアプラン、
地域医療で住民に寄り添うキャリアプラン、
どちらが正しくて、どちらが誤っているという問題ではなく、
個人がどちらを選ぶのか?という事なのですよね。

また二者択一で割り切れるようなものではなく、
〇年間は急性期病院で働き、
その後に地域に出るようなケースもあれば、
地域医療で働く中で急性期での経験不足を感じて
急性期病院に転身する事もあるでしょうし、
中には行ったり来たりをする先生もいらっしゃるかもしれません。

要は行き当たりばったりではなく、
ご自身の経験、志向性、ビジョンをしっかり持って
計画的にキャリアを選択すれば良いのではないかと
私は考えています。

 

どうなる?今後の医療業界!診療報酬!

とは言いつつも、
これはあくまでも現段階では…の話しですね。

次回の診療報酬改定では
また違う政策誘導がされるかもしれません。

ただ大事なのは、
医療の姿かたちがどのように変わろうと、
自分のキャリアプランを持って、
変化に適応しながら未来を切り開く事だと思うのです。

先日ある先生がおっしゃっていたのは、
「大学医局を辞める時もそうだったんですが、
なぜか都落ちというか、
格下げのような感じに思ってしまうんですよ…。
急性期病院から地域医療への転身は…。」

ふむ…、なるほど。
それは何となくわかります。

私も知名度の高い企業からベンチャー企業に転職した時は、
希望の裏にホントにいいのかな?という不安もありました。

しかし医療の場合は、
地域や在宅のニーズは益々高まりますし、
急性期は大学病院を中心として、
行政がメディカルタウン構想のように介入し
集約化されていくのですから
医師としての自分の生き方を模索し、
自分らしいキャリアプランを検討していかねばなりませんね。

病院から在宅へという流れの中で、
地域包括ケアは拡充するでしょうし、
他職種連携の動きも加速しながら
そのリーダー的な存在として
医師の役割もさらに大きくなっていくでしょう。

その一方でオンライン診療への期待も高まり、
医療のICT化が進む事により
医師の事務作業の効率化は進むかもしれません。

さらに医師事務作業補助体制加算が引き上げられましたので
医療クラークの活用もさらに広がるのでしょう。

医師をバックアップしようという流れも
少なからずある訳です。

だからこそ医師1人1人が
ご自分のキャリアプランを組み立てて、
そのプランを実現できる場を探すのが良いと思うのです。

やはり医師という高度な専門職とはいえ
ニーズの高いところで働いた方が
充実感とモチベーションが持てるのではないでしょうか?

その為にも先生なりのキャリアプランを
是非ともお考えになって頂きたいです。

私どもはそのお手伝いをしています。
どうぞご相談下さい。

それでは、また…。

 

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