40代後半の内科医であるE先生。
30代半ばで大学医局を抜けてから
10年ちょっと民間病院で働いています。
大学を退局してから
現在の職場が4か所目です。
今までもそれほどダメな職場ではなかったそうですが、
何となく3~5年ほど経つと
そろそろ次かな?と考えてしまったようです。
40代も半ばを過ぎ、
そろそろじっくりと落ち着ける職場環境が望ましいなと
E先生は考え始めたそうなんです。
知人ドクターの伝手を頼って
巡り合えたのが今の病院です。
給与面では若干満足できないところはあったそうですが、
まあギリギリ許容範囲という感じで受諾。
ところが入職後は驚くくらいに働きやすくて、
看護師をはじめとした
コメディカルスタッフは協力的で
医師の考えを先んじて動いてくれる。
事務方も手厚いバックアップ体制があり、
医師以外でもできる事は
率先垂範して変わってくれて
医師は本業に専念できるサポートがあったそうです。
医局内も院長を始めとしてフレンドリーで
学閥などの垣根もなく
医師同士も非常に仲が良い。
ま、給料が上がる事は期待できなさそうだけど
充実した日々を過ごしていたらしいです。
と、ところが…。
高齢の院長が引退を決めて…。
後任の院長は某大学を退官した元教授…。
嫌な予感はしたそうですが、
院長交代から約半年…。
病院内の雰囲気は一変。
退職者は続出。
仲良くしていたドクターも辞めてしまい、
心なしか患者数も減ってきているようで…。
E先生もこのまま残るか?
新しい病院を探すか悩んでいるそうです。
せっかく良い職場に出会えたと思っていたのに、
まさかこんな事になるなんて…。
なかなか安住の地なんてないもんだな…
自分のキャリアもやり直しだ…
しみじみ思うE先生でした。
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