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キャリアプラン上の出口戦略に迷う医師…。

2019年10月18日by gnetdoctor

おはようございます。

医師のキャリアプランを実現するために
転職やクリニック開業などのシーンで支え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

先日ある税理士さんと話していた時に、
投資を積極的にされている先生がいて
儲けている訳でもなく、
節税効果が出ている訳でもなく、
とは言え止めれば損失となってしまい止めるに止められず、
先生にとっては何らメリットがなく
ただただ金融機関に手数料を取られ続けている。

出口戦略が全く見えない…という話しを伺いました。

投資だけでなく、
キャリア上も出口戦略って重要です…。

本日のブログのタイトルは、
【 キャリアプラン上の出口戦略に迷う医師…。 】
といたしました。

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自分なりのキャリアプラン

当ブログでは何度も申し上げておりますが、
キャリアプランを考える際には…

・ライフプランをベースに置くこと
中長期的な視点を持つこと
・自分らしいオリジナリティを貫くこと

これらの観点がとても重要であると
私は考えていて発信し続けています。

今までの日本社会では、
先達の敷いたレールを歩むのが
ごく当然の事でしたし、
それがサバイバル戦略上も有利でした。

いえそのレールの上から外れる事は
相当に不利な世界に足を踏み入れる事だったんですよね。
まさにリスクを背負う事になってしまいます。

医師だけに限らず、
今でも官僚も、ビジネスマンも、士業も、
多くの職業にとって
まだまだ踏襲されているとは思います。

確かにそのおかげで…
社会的なインフラは整い、
高度経済成長を実現し、
国民の暮らしは劇的に良くなり、
世界的にも立派な先進国入りも果たした訳ですから
これは社会の形として大成功ですし、
私たちは感謝をすべきでしょうね。

しかしこの10年、20年…。

もう今まで通りでは無理だね?という事が
完全に露呈している訳ですね。

個人にとっても
先達の敷いたレールは
旧世界の中ではまだまだ有利でも、
新世界の中では圧倒的に不利です。

若者はイチ早く気づいていて、
自分たちでレールを敷き直しています。

資格業の場合でも同様で、
資格がなきゃなれないから取り合えず資格は取る。

でもその資格を活かすかどうかは話しが別。
そういう方々が増えています。

旧世界の人にとっては許し難いでしょう。
でも新世界の人にとっては
むしろ旧世界の人が許せない訳です。

こんなに将来に希望が見い出せない時代を作り、
今だに守旧派となって老害を巻き散らす。

既得権益を守り、
逃げ切りを図る旧世界の人に対する
嫌悪感は半端ではない。

でも権力を持っているから
古いレールにしがみつき
古いレールに戻す事ばかり考えていて、
一見新しいレールのような古いレールに
まやかしのレールを自分たちで敷き直す。

いつの時代でもそうなんでしょうけど、
現代社会も過渡期です。

ジェネレーションギャップは広がるばかりで、
なかなか相互理解はできないと思われます。

医療業界もまさにこの段階ですよね?

新専門医制度を見ても、
医師の働き方改革を見ても、
残業時間の上限設定を見ても、
若い医師は「働かせ放題」であり
制度設計自体に大きな無理があります。

そりゃ旧世界から逃げた方が有利という判断を
下さざるを得なくなりますね…。

こんな時代に個人としての医師はどう生きるか?

私は医学部に入学し、
国試を突破して、
初期研修を終えたら、
自分で自分のレールを敷く事を考えた方が良いと思ってます。

もちろんど真ん中のレールを
しばらく歩むのも良いでしょうし、
40歳、50歳くらいまでは
本道を歩むのも良いと思います。

ただ何も考えずに
古いレールを歩むのはリスキーであり、
自分のキャリアプランを考えながら、
常に微調整をしながら、
古いレールを上手く活用しながら、
その上で自分らしいオリジナルなレール
自分で敷いていく事が肝要だと思うだけです。

誰かにいいって聞いたから…

同調圧力の強い我が国ですから、
しきたり、慣習、伝統、定例、習わしから
離れるのは勇気の要る事です。

でも、そんな事を言ってられない時代ですよね。

財政は悪化する一方で余裕はなく、
社会共通資本を売り飛ばすまでになっていて、
インフラは年々脆弱化してきている訳です。

医療においても同様で、
厚生労働省の政策は誤り続け、
その尻拭いと負担は現場に丸投げ。

現場の中でも上層部は見てみぬふりをして
現場で奮闘する人ばかりが苦労を押し付けられる。

こんなんじゃ
いつかバーンアウトするのも致し方なしです。

だから新しい事にチャレンジする。

これはとても良い事なのですが、
注意すべきなのは、
誰かが成功したから…とか、
誰かがいいって言ったから…というのは
信用しない方が良いと思います。

世の中2匹目のどじょうって意外と少なくて、
トップランナー以上に成功する事はそれほどありません。

むしろ外部要因を研究するよりも、
内部要因、つまり自分はどうしたいのか?
自分は何を求めているのか?
自分はどこに到達したいのか?
こっちの方が余程重要です。

幸福の形ってみな一緒ではありません。
自分なりの幸福を探さなきゃいけません。

誰かの後を行くという事は、
古いレールにしがみつくのと
大同小異ですからね…。

オリジナリティ溢れるキャリアプラン

これを持たねば巻き込まれます…。
場合によっては沈む船に…。

出口戦略はキャリアリテラシー

キャリアプランについて考え続けていく中で
最近、すごく思うのは「出口戦略」の重要性です。

引退からの逆算なんてのもそうです。

50代、60代になった医師が
引退するだろう70歳前後に備えて
どういうキャリアを築いていくか?

最後は本当にやりたい医療をしよう。
最後にもうひと稼ぎしよう。
最後まで王道を歩んでいこう。

こうした出口戦略があるからこそ
最後まで充実した仕事ができるのだと思います。

ただ出口って引退だけではないと思うのです。

30代、40代、50代といった
10年毎の節目もある意味での出口でしょうし、
大学医局を離れるか否かというのも
医師にとっては大きな出口ですし、
今の病院をいつ飛び出すか?とか、
学びたかった治療技術を得た後とか、
やりたい事をいつ始めるか?とか、
これらも「出口戦略」と言って良いでしょう。

キャリアプランを考える際には
自然と「出口戦略」を意識するでしょう。

まさにキャリアリテラシーだと思います。
見極めるためには情報が必要です。

この場合の情報とは、
① 事例
② ノウハウ
③ マーケット
この3点ではないでしょうか。

多くの事例を知ると判断力が上がります。
多くのノウハウを得ると実行力が上がります。
多くのマーケット情報を知ると
視野が広がり、失敗を防止できます。

キャリアリテラシーを高めて、
有益な情報を手に入れて、
より良い未来を手に入れる。

ネット上の情報に翻弄されるのではなく、
本質を見極めたパートナーを探せるといいですね。

それでは、また…。

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