大学医局からの派遣で
地方都市の中核自治体病院で働くY先生。
週5日の常勤医としての勤務ですが、
思うほどの給与が頂けず
休みの日もアルバイトをしなければいけない状態。
しかも病院にいる時間は長く過重労働ぎみ、
当直回数も月に7~8回であり、
緊急の呼び出しも頻繁で
体力に自信のあるY先生も
さすがに疲労困憊…。
インシデントも心配で…。
とは言え医局自体にはやり残したこともあり、
まだ退局する事は考えていません。
教授や医局長に伝える問題でもないと考え、
病院長にそれとなく相談してみました。
当直回数、もう少し何とかなりませんか?
オンコールや呼び出しに手当を付けてもらえませんか?
業務時間の長さを改善できませんか?
Y先生としては
ごく当然のことを言ったつもりでしたし、
それほど強行に申し伝えた訳でもありません。
同僚の医師のためにもなると考えていましたし、
実際に自分たちは定額働かせ放題だしね…と
皮肉たっぷりに言う医師も多く
少しでも改善されれば…と思っただけだったのですが…。
それからしばらくして
教授に呼び出されました。
こってり絞られました。
越権行為だ…
労働条件に関しては
個々の医師がどうこう言うもんじゃない…と。
正直、納得できるものではなかったけど
教授に逆らうつもりもなく、
その場はわかりましたと…。
当然、労働環境は何も変わりません。
相変わらずのハードな状況です。
ですが、文句を言う訳にも行かず
悶々としながら働いているようです。
結局、勤務医って
定額働かせ放題なんだよね。
何が医師の働き方改革だ…と
憤りを持ちながら
いつかは…と考え始めるY先生でした。
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