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スローキャリアって大丈夫?

2020年3月11日by gnetdoctor

おはようございます。

医師人生を今より少し良くする為に
キャリアプランを軸に転職やクリニック開業を成功に導く
ジーネット株式会社の小野勝広です。

キャリアとは今までの積み重ね。
ですから過去が対象なのですね。

その一方でキャリアプランとは未来です。
これからどうするか?なのですね。

今までのキャリアをベースにして
いかにしてこれからのキャリアを良くしていくか。
これがキャリアプランなのですね。

本日のブログのタイトルは、
【 スローキャリアって大丈夫? 】
といたしました。

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自分なりのキャリア論を考察してみる!?

自分らしいオリジナルなキャリアプランを構築しましょう。
そう当ブログでは何度となく主張しています。

時代の転換期では、
過去の本線と言えるど真ん中のキャリアプランよりも
我が道を突き進むような
愚直なキャリアプランの方が
後悔がないように考えます。

つまり誰かの敷いたレールの上ではなく、
自分自身がレールを敷いていくという事ですね。

後述しますが、
年代や経験値によって
多少なりとも異なる部分はあると思います。

しかし10年前、20年前のキャリアが
通用する時代ではありませんので
大枠では自分らしいオリジナルなキャリアプランというのは
今より良いキャリアを築いていく為には
必須の考え方ではないでしょうか。

スローキャリアとは?

キャリアに関しての用語は
次から次へと出てきますね。

それだけ自分のキャリアと真剣に向き合う方が
増えてきているという証拠だと私は考えているのですが、
その根本は前述したように
今までのキャリアの考え方、ルートでは
これから通用しなくなるかもしれないという
ある種の恐れではないかと思うのです。

今回は「スローキャリア」という概念をご紹介します。

スローキャリアとは、
サラリーマンは気楽な稼業…という訳ではなく、
仕事への情熱はそこそこ、
のんびりマイペースで仕事をする訳ではありません。

とは言え、
出世や年収アップを実現するために
ガムシャラになって働く…
まさに24時間戦えますか?のようなスパルタでもありません。

慶応義塾大学大学院の政策・メディア研究科の教授である
高橋俊介氏の造語であり、
同氏の著書である「スローキャリア」にて
広く知られるようになったのだそうです。

仕事や自身のキャリア形成には
前向きな行動を取っているのだが、
上昇志向・達成動機が
あまり強くない人の事を指すそうです。

仕事、人間関係、スキル構築、これらには前向き、
しかし出世や報酬にはあまり関心がない。

自分らしいユニークなキャリアを作りたいとは思っているが、
その結果としての出世や報酬アップは避けたい。
責任回避型キャリアアップとでも言えば良いのでしょうか。

詳しくは ↓
スローキャリア人材の活用法

キャリアの前半、中盤、後半というフェーズ

当ブログでも時々紹介しておりますが、
私は孔子の遺した言葉が
キャリアプラン上でも有効だと考えております。

吾、十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順う。
七十にして心の欲する所に従いて、矩を踰えず。

あまりにも有名な名言ですよね。

特に30にして、40にして、50にして、
おそらく当ブログの読者さんは
この辺りの年代の方が多いと思われ、
30才にして自分の足でしっかり立てているか?
40才にして自信を得て惑わなくなっているか?
50才にして天が自分に与えた使命を自覚できているか?は
時々振り返ってみても良いかもしれません。

私自身の人生を考えると
まさにこの通りのように感じておりまして、
現在50才として天命を知ったつもりで
日々奮闘しまくっております…(笑)。

きっと10年後の60才になる頃には
耳順う…何を聞いても動じなくなり、
また他人の言葉を聞くと
その細かい気持ちまでわかるようになるレベルまで
到達できるのかな?と思ってますし、
あと20年後の70才には
心のおもむくままに行動しても、
道理に違うことがなくなるのではないかと思ってます。

さて、孔子の話しは人生訓です。
これを現代社会に引き直して
キャリア論として考えてみるとどうでしょうか?

あくまでも私の個人的見解ではありますが、
キャリアを前半、中盤、後半と考えてみると…

①20代前半~30代半ばの前半戦
②30代後半~50代半ばの中盤戦
③50代後半~70代以降の後半戦

このように分類するのが良いのではないかと考えています。
そしてこれも私の勝手なイチ意見ですが…

①はガムシャラ期です。
ここで頑張らないと先がありません。
できる事もそれほど多くない頃ですし、
何もかもから学び、吸収する時期ですね。
キャリアプラン云々というよりも
キャリアプランのベースとなる
キャリアを積み上げる年代だと思います。
孔子の言葉であれば
とにかく自分の力で立つために
努力をしなければならないのでしょうね。

②は成熟期ですね。
①で培ってきたものが花開く年代です。
まさにこの年代こそが
キャリアプランを徹底的に考えるべきだと考えます。
なぜなら③の年代に突入すると
体力も精神力も徐々に落ちていく訳ですからね。
その為の準備、計画が必要になります。
孔子の言葉であれば
惑わず、天命を知るところまで
足を踏み入れなければならない訳です。
まさに研ぎ澄まされた領域ではないでしょうか。

③は老成期です。
①、②を経て完熟するとでも言うのでしょうか。
まさに達観できる年代であると考えます。
ただ人間というものは良くできていて
この年代に差し掛かると心身ともに弱りはじめ、
残念ながら下り坂に差し掛かるのですね。
考えなければならないのは
引退から逆算したキャリアプランです。
医師としての最終盤に何をするか?
それこそ最後のご奉公として
長いキャリアを経た上での集大成を迎えたいですね。

いかがでしょうか?
このように考察すると
これから自分が何を考え
どう行動するか?のヒントが手に入りませんでしょうか?

スローキャリアも悪くはないですが、
おそらく今現在②とか③の成熟期、老成期にある方々は
スローではないキャリアを築き上げてきて、
これからはバリバリとは言わないものの
スローまでは行かないレベルで
仕事をしたいのではないかと想像します。

成熟期にある私もそう思いますし。

たぶんスローキャリアを望むのは
①のガムシャラ期にある方々なのでしょうね。

我々の時代とは全く違う現代社会。
特に大きいのはネットですね。
AIやIOTなども含めて、
効率的にキャリアを積み重ねていけるといいのですが…。

それでは、また…。

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