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リスクを回避する「キャリアの4ステップ」というキャリアリテラシーの原点とは?

2021年2月17日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師が転職や開業を失敗しないために
キャリアプランの重要性を唱え続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

先が見えない時代になってくると
1つの失敗のウェートが大きくなってきますね。

ひと昔前であれば
若気の至りとか、
失敗は成功の母とか言ってられたものが
ただでさえリスキーな現在では
大きな痛手になりかねません。

とにかくリスクを避けるというのは
現状の生存戦略を考えると
必須事項と言えると思います。

若い頃の失敗はまだ取り返しが付きます。
しかしそれなりの年齢になってくると
小さな失敗も大きくなってしまうものです。

私の考えでは
30代後半くらいから40代に入った頃には
真剣に医師としてのキャリアを考えたほうが
いいんじゃないかと思ってます。

 

本日のブログのタイトルは、
【 リスクを回避する「キャリアの4ステップ」という
キャリアリテラシーの原点とは? 】

といたしました。

 

<目次>
1.キャリアリテラシーとは何ぞや?
・キャリアリテラシーは自己を守る武器です!
・キャリアリテラシーはどう身に付ける?
2.キャリアリテラシーの具体的実行策
・キャリアプラン3箇条
・キャリアの4ステップ
*まとめ

 

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1.キャリアリテラシーとは何ぞや?

リテラシーが求められる時代です。
先が読めずに変化が早い。

こういう時代を生き抜いていくためには…
これは私の個人的な見解ですが、
・情報リテラシー
・マネーリテラシー
・キャリアリテラシー
この3つの重要性が高くなってくると考えています。

情報リテラシーやマネーリテラシーについては
きっと多くの方がその必要性を
ご理解されていることと思いますが、
キャリアリテラシーはまだまだでしょうか?

今回はこのキャリアリテラシーを
医師はどのように考えるとよいかについて考察いたします。

 

・キャリアリテラシーは自己を守る武器です!

たぶん、キャリアリテラシーという言葉を聞いて
何となくの意味合いはおわかりになって頂けるでしょうが、
この概念が提唱されてからまだ日は浅く、
wikipediaにもキャリアリテラシーという言葉は出ていません。

まだ造語の範疇を出ておらず、
私のようにキャリアの世界で生きている一部の人間が
最近少しずつ使用するようになってきた。
それが現状です。

単に「キャリア」の「リテラシー」ですから、
キャリアシーンにおける
理解、解釈、分析などのスキルという意味合いで充分です。

つまり自分の市場価値や
転職マーケットにおける需給バランスなど
キャリア全般に関する知識があり
それを十分に実行できれば
キャリアリテラシーがあると言ってよいでしょう。

具体的には、
履歴書、職務経歴書の適切な記載であったり
自分のキャリアの長短であったり
自分のアピールポイントを冷静に把握している事であったり、
また転職マーケットの現状分析、
医療機関の採用動向や最新事情の理解、
労働関連法や採用シーンの状況など
働く事に関しての総合的な対応力と言えますね。

当然、自分自身がより良いキャリアを得たいと思えば
このキャリアリテラシーは必須です。

必須なのですが、
なかなかわかりにくいものでもあります。

それはなぜか?
もともとキャリアとは個別具体的なものであり、
より良いキャリアと言っても
これも千差万別なのですね。
人それぞれ。

一般論で語れるものでもなく
数量的に測れるものでもありませんので、
〇〇ができると年収がいくらになるとか、
▢▢のスキルがあれば名門病院に挑戦できるとか、
そういうものではありません。

ただし、だからこそキャリアリテラシーには
大きな価値があるとも言えます。

求職者である我々1人1人、
求人を出す医療機関1件1件、
どこもオンリーワンなはずです。

このオンリーワン同士が
握手できるかどうかが
転職活動であり採用活動なのですね。

求人をリサーチしたり、
内定後にオファーを吟味したり、
書類選考をしたり、
面接をしたり…。

これらの一連の活動の根幹にあるべきなのが
キャリアリテラシーと言えるのです。

ですから本来は転職を検討する医師だけでなく、
医療機関側にもキャリアリテラシーは必要と考えています。

またキャリアリテラシーは
別に転職や採用をするから必要なのではなく、
むしろ準備段階として機能しますし、
もっと言えばキャリアリテラシーがないと
転職も採用も上手く行かないと思います。

いつか来るかもしれない転職のために、
キャリアの棚卸をしながら
情報収集を進めるなかで
段々と培われていくものがキャリアリテラシーです。

リテラシーですからね。
勉強して理解するようなものではなく、
感覚的に身に付けるものと感じます。

ではこのキャリアリテラシー。
医師はどのように身に付ければよいのでしょうか?

 

・キャリアリテラシーはどう身に付ける?

キャリアリテラシーの身に付け方にも
これが正解だ!みたいものがあるわけではありませんけど、
いくつかプラスになりそうなものがあります。

①キャリアの棚卸
②自己分析、自己との対話
③転職マーケットのトレンドなどの情報収集
④求人情報のリサーチと分析
⑤医療政策や医療業界の変遷などの未来予測
⑥履歴書、職務経歴書を適宜作成
⑦先輩、同僚、後輩ドクターとの情報交換
⑧ご両親や家族との対話
⑨キャリアに関する情報収集
⑩転職エージェントなどの人脈作り

10項目を考えてみましたが
いかがでしょうか?

最も大切なのは
⑨のキャリアに関する情報収集であり、
当ブログであったり、
弊社が事務局を務めるIBIKENサイトであったり、
私が呟きまくっているtwitterであったり、
もうすぐ50本になるyoutubeでの動画であったりを
参考になさるといいですよ!と言いたいところですが、
まあそれなりには参考になると思いますけど、
これはあくまでもひとつの参考です。

この10項目ですが、
大別すると
A、多角的に自分を知る。
B、多様な情報を得る。
この2つに絞られるんですよね。

そうなんです。
この2つを意識して
日常的に自己分析をすること、
他者から見た自分を知ること、
自分で様々な角度からの情報を得ること、
他者を通して情報を得ること、
もうここに尽きると思います。

そしてこれらを元にして
ご自分のキャリア設計を考えに考えて、
時には友人や知人、先輩後輩、
家族のキャリアの相談なども受けたりすると
さらに磨きが掛かっていくでしょう。

その上で私どもが発信する
様々な情報を吸収していただき、
それを自分流に置き換えて頂けると
効果はてきめんであると考えます。

ここで重要になってくるのが
キャリアの基本的な知識です。

何事も原理原則基本基礎は大事なわけで
是非とも頭の片隅に置いて頂きたいのが
キャリアの基本的な考えです。

それを次の章でご説明いたします。

 

<参考>
下半期のテーマは「キャリアリテラシーを高めましょう!」です。

 

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2.キャリアリテラシーの具体的実行策

さてカッコつけて
キャリアの基本的知識だとか、
キャリアの基本的な考え方だとか
つい述べてしまいましたが、
当ブログをお読みになって下さっている皆さんにとっては
いつものあれね?ってなものです。

でも、これは私自身が
15年以上の転職エージェント経験を経て、
また私自身の30年近くに渡る社会人経験を経た上で
現段階で至った結論ですので、
そう違和感はないと思うんです。

むしろあくまでもこれは基本であって、
これらを出発点にして
ご自身でブラッシュアップして頂けると
相当に良いキャリアリテラシーが手に入ると考えます。

ということで、
さあ、いつものキャリア論を語ります。

 

・キャリアプラン3箇条

それではまずはキャリアプラン3箇条についてです。

①中長期的な視点でキャリアプランを考えましょう。
②自分らしいオリジナリティ溢れるキャリアプランを考えましょう。

③ライフプランをベースにしてキャリアプランを考えましょう。

言葉にするとスゴくシンプルですけど、
キャリアプランを考えるにあたって
この3箇条をきっかけとすると
かなり良いプランになると信じてます。

とにかくキャリアプランは中長期的でないといけません。
どうしても私たちは「今」や「次」に目が行きがちですが、
ゴールから逆算するくらいの長い視点が必要なんです。

よく人生やキャリアはマラソンに例えられますが、
前半戦から飛ばし過ぎると
オーバーペースになってしまいますし、
ペース配分こそが勝負を決めると言っても
過言ではないと思うんですよ。

20代があってこその30代、
30代があってこその40代、
40代があってこその50代と続いていく訳です。

若い内はなかなか20年、30年先なんて見えませんけど、
せめて5年先、10年先を見据えて
そのための「今」であり「次」であると考えるのが最善です。

キャリアって別に人と比較するものではなく、
あくまでも自分の満足であり、充実ですよね。

自分らしさが重要ですし、
人と違っても全然いいと思うのです。

むしろオリジナリティは
これからの時代は必要性が高まるとも思います。

希少性は価値です。
価値観が多様化される昨今では、
人にはできない、
できる人が少ない、
これは大きな存在価値になりますよ。

大事なのはニーズですし、
ニッチなニーズが大化けする事も少なくありません。

怖がらずに、
自分らしさ満載のキャリアプランを設計しましょう。

過去の自分を許せないというのは
かなり辛いことだと思います。

あの時、こうしておけば…と
昔の自分に腹立てても意味がありませんからね。

人と比較するより、
未来の自分のために愚直に貫き通すのがいいですね。

そしてライフプランをベースにしましょう。
人生設計、生活設計を抜きにした
キャリアプランは後々後悔することになりかねません。

敗戦後の昭和の高度経済成長期ならいざ知らず、
今は誰もが今日より良い明日を手にできるものではありません。

国民一丸となって
より良い未来を信じるような時代じゃないんです。

願わくばそうなって欲しいですけど、
これだけの先進国になって、
なおかつ落ちぶれつつある昨今ですし、
グローバリズムでさらに痛めつけられましたから
みんな一緒は難しいと思われます。

年収が300万円で生活できるなら
メチャクチャ楽できるでしょう。

年収1000万円の生活がしたいなら
医師という職業ならそう難しくはないですよね?

年収1500万円でも少しの知恵と工夫で
充分に叶うと思います。

年収2000万円だって
決して可能性がないわけではありませんよね。

もしご家族が給料よりも
家族との時間を最優先にして欲しいと思っていたら
どんな働き方をするべきでしょうか?

この答えは個々それぞれです。
一般的な答えに意味などありません。

中長期的な視点、
自分らしいオリジナリティ、
ライフプランをベースに、
この3点でキャリアを考えると
複合的に絡み合い、
いつの間にか今より良いキャリアプランが得られます。

是非有効に活用なさって下さい。

 

・キャリアの4ステップ

次はキャリアの4ステップです。
これはここ1年くらいで何度もお伝えしている事ですが、
非常に有用な概念であると自画自賛しています(笑)。

まずはキャリアドリフトして下さい。
様々な経験を身に付けて、
自分の幅を広げていきましょう。

時には流されたっていいですし、
何でもかんでも経験しておくのもいいですよ。

またプラスの経験だけでなく、
マイナスの経験も大切です。

嫌な思い、残念な思い、悔しい思い、
こういった思いも自分を大きくしますよね。

そしてこのキャリアドリフトがあってこそ
キャリアアンカーが見えてきます。

これだけは譲れないという
自分ならではの価値観や欲求。

意外と自分のことって
自分ではわからないものですよね。

キャリアドリフトを通して、
キャリアアンカーは自ずと見つかるものです。

このキャリアアンカーがあるからこそ
それを実現するためのキャリアプランが見えてきます。

よし、あの山に登ろう!みたいなものが
キャリアプランですね。
マラソンで言えばゴールと言ってもいいでしょう。

飛び立つ前に到着地点を知れ!とも言われますが、
ゴールの方向がわからないまま走るのは厳しいです。
心が折れてしまいます。

方向性さえ見えていれば、
あとはペースやルートの問題だけです。
これがキャリアパスとなるのですね。

キャリアドリフト

キャリアアンカー

キャリアプラン

キャリアパス

この4ステップ通りに進めば
百戦危うからずとなるでしょう。

キャリアプラン3箇条、
キャリアの4ステップ。

我がものとして、
さらに自分らしくブラッシュアップして下さい。

 

<参考>
これからの医師人生はキャリアリテラシーが備えになります!

 

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*まとめ

何事もリテラシーって大事です。
物事や事象の本質を知るってことですもんね。

本質を知り見極める。

言葉にすると簡単ですが、
行うは難し…ですよね。

医師のキャリアに関しては
キャリアの基本的な考え方、
そしてキャリアリテラシーを高めるためのコツを
これからも随時お知らせしてまいります。

ちなみに私どものyoutube動画では
皆様からのご質問も受け付けております。
ジーネットTV 質問コーナー

こちらもお気軽にご活用下さい。

それでは、また…。

 

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