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医師にとってキャリアと年収の適正な関係とは?

2023年12月6日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師が転職や開業を通して
より良い未来を手にするために
キャリアプランの重要性を発信し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

何のために働くのか?

働いた結果の収入格差は
年々広がるばかりですし、
ベーシックインカムのような議論もあり、
これからの時代って
自分自身で働く「理由」を持っておかないと
人生の決断を見間違えてしまうかもしれません。

働かざるもの食うべからずという原則は
強固に存在し続けているとも言えますが、
あっという間に崩れ去りつつあるとも言えます。

不労所得だけで食べていける人がいる一方で
働いても働いても我が暮らし楽にならず…どころか
年収は変らなくても、いや多少上がっても、
生活必需品の高騰のほうが大きいわけですね。

社会の上層階級は
いかに資産に働いてもらうか?を考えるでしょうし、
社会の中層階級は
早く上層部になりたいともがくでしょうし、
社会の下層階級は
生活保護などに頼るでしょうか。

階級なんて言葉は使いたくないですが、
結局、資本主義社会である以上は
マルクスが批判した100年以上前と
それほど変わっていないわけですよね。

「経営者」や「資本家」と「労働者」。

我が国でも驚くような犯罪が
普通に行われるようになってきていますけど
二極化が進めば治安はさらに悪化していくでしょう。

このままでいいんでしょうか?
資本主義はどこまで強欲に進むのでしょうか?

 

本日のブログのタイトルは、
【 医師にとってキャリアと年収の適正な関係とは? 】
といたしました。

 

<目次>
1.キャリアの最優先は年収でいいのか?
・陳腐なキャリア論に騙されないで。
・資本主義は万能ではありません。
2.キャリアが先か、年収が先か。
・年収が先ではキャリアが崩壊します!
・キャリアを先にして未来の果実を実らせましょう!
まとめ

 

 

1.キャリアの最優先は年収でいいのか?

医師にとってキャリアと年収の適正な関係とは?
我ながら、なかなか難しいお題ですね。

えっとまずは結論から申し上げてしまいますけど
適正な関係とは人それぞれですから
ここで答えのようなことは言えません。

それを前提として
議論をスタートしていきます。

あくまでもキャリアや人生の決断は
個々が下すものですよね。

もちろん決断する前には
様々な情報収集をしたり、
先輩や友人と話してみたり、
キャリア関連の書籍を読んでみたり、
キャリアの壁打ちをしてみたり、
オンラインでキャリア相談をしてみたり、
youtubeでキャリア関連の動画を探してみたり、
いろんな形で判断材料を手に入れますよね。

ただ、最近は…
あまりにも表層的かつ陳腐な内容とか
単なる自社への誘導である営業目的だったり、
経験もないのに偉そうに語っていたり、
むしろミスリードする害悪な情報だったり、
一部の事例をよくある話しのように勘違いさせたり、
あんまり質の良くない情報が増えているように感じます。

情報リテラシーを発揮して
冷静かつ客観的に見極めていかねばなりませんよね。

 

・陳腐なキャリア論に騙されないで。

最近思うのが
働くことは収入を得ることに直結しますので
希少価値の高い他の人があまりできない仕事をすれば
多くの収入が得られるのは道理です。

働く人間の価値は
その人の能力で決まるものではありません。

その人の「替え」が
どれほど得難いかを<基準>に決まるのです。

現にリストラというのは
「替え」の利く社員を切り捨て、
「替えの利かない」社員を残すという形で進行します。

どれほど有能な人間であっても
その人の担当している仕事が、
もっと給料の安い人間によって代替可能であれば、
逡巡なく切り棄てられる訳です。

これがクールな人事の原則です。

でもコスパでは測れない
情緒的な要素を見失ってはいけません。

組織が急激に伸びる時には、
コスパを超越した見えないパワーが集まります。

しかしキャリアと収入を直結させる考え方は
このような原則を見失いかねないように…
そして私にはキャリアを翻弄させることになりかねないと感じます。

そもそもキャリアをどう定義付けるのか?

私はキャリアとは「スキル」と「経験」と考えていますので
キャリアアップするということは
今までにないスキルを身に付けたり、
スキルアップすることであったり、
経験値を高めることとなります。

その結果として
収入が上がったり下がったりすることはあっても
あくまでもスキルや経験は
収入の「前」の問題だと思うのですね。

スキルと経験を身に付けたなら
結果的に収入が上がるというのはいいのです。

ただ収入を上げるために
どんなスキルや経験を上げるべきかという考えは
かなり危なっかしくないでしょうか。

なぜならお金を優先すると
それはキャリア上でプラスになるとは思えず、
むしろ将来の選択肢を狭めることになり、
中長期的に見ると
お金を得られないキャリアになりかねません。

これ、オレのやりたいことじゃない…と
後々気づいてしまうのは辛いですね。

今の収入と将来の収入を
バーター取引するのは避けましょう。

例えば60歳になった自分を想像してみて下さい。

希少価値のあるスキルと
多種多様な経験値を持っているならば
年齢は関係なく高給で迎えてくれることでしょう。

つい最近も66歳の先生が
どこに出しても恥ずかしくないキャリアを持って
とても満足度の高い転職をされました。

しかしどこにであるスキルと
狭くて浅い経験しかなければ
それほど高い年収ではオファーされないと思います。

キャリアの恐ろしいところは
答えは10年後、20年後、それこそもっと先にならないと
出てこないということなのですね。

「今」や「次」に捉われていると
将来を切り売りすることになりますよ。

 

・資本主義は万能ではありません。

ここで資本主義を登場させるのはどうかと思いますけど
新自由主義が広がって
グローバリゼーションの時代を経たことによって
日本社会も相当に変わりましたよね。

個人的にはトリクルダウンは実現不可能ということ、
インフラ産業は資本主義の枠外で国が主導権を握るべきこと、
この2点は痛いほどに理解しましたし、
今からでも遅くないので
早急に改善すべきだと思います。

しかし為政者たちは
これを一向に認めないどころか、
アベノミクスは成功だと強弁し、
水道事業まで民営化しようとしているのですから
開いた口が塞がらないです。

ま、それは置いておいて…
医療もインフラと言えるでしょうし、
保険診療においては
収入は保険点数で決まっていますので
他のインフラ産業と同じように
かなり国家の管理が強いと言えるでしょうか。

ただ自由診療は
まさにその名の通り何でも自由ですし、
成功した時に手にする収入がとんでもない額になりますので
最近では自由診療に転身するドクターが増加する一方です。

自由診療の良し悪しに関しては
ここでは述べませんが、
この状況が続くならば
何らかの規制を掛けざるを得なくなるかもしれませんね。

私の知る限りでも
世界の国々は固有の歴史を踏まえて
お国柄なども含めて
独自の医療制度を敷いています。

我が国は国民皆保険制度という
世界に胸を張れる制度を続けてきたわけですが、
あと何年持つのだろう?と
不安に思う人は少なくありませんよね。

医療現場で奮闘している医師の皆さんのほうが
その辺りはかなり敏感で
自分たちの収入は下がっていくのではないか?と
恐れている方も少なくないようです。

さすがにそれはないんじゃないかな?と
私なんぞは思うのですが、
医療において資本主義化が進むのであれば
そういうこともあり得るかもしれません。

が、あってはならないことだと思いますし、
もしあったらその混乱は非常に大きくなるでしょうか。

医療はインフラです。

30年、50年先を見据えて、
予算を変なところでケチるのではなく、
国民のために、医療従事者のために、
しっかり国が責任を持ってサポートして欲しいものです。

まあ国自体がどうなるか…という問題もあるのですが。

 

<参考>
キャリアの選択は年収だけでいいのか?

 

医師 医者 お金 収入 給料 給与 年収 ジーネット株式会社

 

2.キャリアが先か、年収が先か。

お金は誰だって欲しいです。

生活基盤が安定している人が
年々少なくなっている現代社会では
お金がらみの犯罪も増えていますし、
収入格差が広がる中で
このままではマズイよね?というレベルに
到達してしまっているように感じます。

人は追い込まれてしまうと
「今」お金が必要になり、
何をしでかすかわかりません。

不安が大きくなればなるほどに
本来はそこまで心配する必要のない人たちにも
徐々に不安が浸透してしまうようです。

「今」も大事なんですけど
「今」と「未来」のバーター取引は
「未来」からの借金みたいなものですからね。

あまり賢明とは思えませんし、
できるだけ避けるべきではないでしょうか?

ここではもう1度、キャリアと年収について
冷静に考えてまいります。

 

・年収が先ではキャリアが崩壊します!

私自身も20代、30代の頃は
どうすれば給料が増えるのか?を考えていたように
記憶しています。

何と、まあ、短絡的な発想でしょうか。
今となれば若気の至りですけど。

要は「原因」と「結果」なんですよね。

給料が増えるということは
何らかの「原因」があってこそなのに
当時の私はそれを考えずに
「結果」ばかりを追い求めていた…と。

それじゃ上がるはずがないんですよね。

しかも恥の上塗りですけど
それを、会社が悪い、上司が悪い、社会が悪いと
思い切り他責にしていたのですね。

それに気づいたのは
30代の後半くらいだったでしょうか。

自分の業績が上がれば上がるほどに給料は上がり、
部下が増えるごとに
給料は必然と上がっていきました。

「原因」を手にしたのですね。

この構図は基本的には
どこの業界でも同じであると思われます。

ただ医師の世界の場合は、
・自由診療
・医療過疎地
いずれかに進めば給料は上がります。

でも本当の意味での「原因」となるのは
ど真ん中の医療にあるのかもしれません。

事実、60代のベテランドクターを見ていると
給料が下がらない先生と
給料が下がってしまう先生と
給料どころか職場が見つかりにくい先生と
完全に分かれてしまうように感じます。

そんな先のことなんか知るか!と
言ってしまえばそれまでなんですけど
本来的に「キャリア設計」とは中長期的な戦略であり、
生涯年収を考えたら
「今」や「次」だけではなく
60代や70代になったら「も」考えておいたほうが賢明ですよね。

お金は私たちの生活の基盤ですから
大事であることは間違いありません。

まして仕事をするにあたって
最もわかりやすい評価の指標ですから
どうしても固執してしまうものでもありますね。

ところが世の中というのは上手くできていて、
遅咲きの人とか、
大器晩成型の人とか、
地道にコツコツ小さな実績を積み重ねた人とか
そういう人もきちんと報われるようにできています。

結局、しっかりしたキャリアを持つ人は
最後に年収面でも反映されるものなんです。

 

・キャリアを先にして未来の果実を実らせましょう!

高年収をゲットするためには
それ相当のキャリアを手に入れる。

理由のない高年収は
雇用側に主導権を握られるだけです。

今が良ければそれでいい。
その結果として人生を棒に奮わないで下さい。

今だけカネだけ自分だけという価値観は
身を亡ぼす要因になりかねません。

逆に言えば
未来を見据え、
お金に換えられないレゾンデートルを持ち、
世のため人のために自分を尽くせたら
中長期的にも成功できるでしょうし、
何より誇りを持った日々を過ごせると思いますよ。

先日、twitterに下記のようなツイートをしました。

「死」をゴールとして
「死」から逆算した
ライフプランを描くべきと思う。

同様に…
「引退」をゴールとして
「引退」から逆算した
キャリアプランを描くのが良いです。

「今」とか「次」を考えると
どうしてもコスパが重視されますが
「死」や「引退」から考えると
「自由」と「覚悟」が手に入る。

あるドクターから「なるほど」とコメントをいただき
リツイートして下さり、
かなりのインプレッションをいただきました。

キャリアの恐ろしい所は
結果が出るのは10年、20年も先であるという事です。

キャリアを軽視すれば
そういう未来が待ち受けていますし逆も真なりです。

最終的には自己責任ですけど
正直、まともなキャリア論が社会的に認知されておらず、
表層的でミスリードする稚拙なキャリア論が多すぎるように
私には感じます。

キャリアに正解はありません。
周囲が羨ましがるようなキャリアでも
本人が納得できていなければ正解とは言えません。

結局、自分次第。

人に自慢する為にキャリアがある訳ではなし、
自分はこうだ!というオリジナリティ、
そして今とか次ではなく中長期なキャリアプラン。

ここがポイントではないでしょうか。
自分との対話を繰り返したほうがいいでしょうね。
ああでもない、こうでもない…と。

いいキャリアには
もれなく高年収が付いてくるものです。

 

<参考>
高条件求人をゲットして生涯年収を下げるパターン!

 

 

*まとめ

いいキャリアには高年収が付いてきます。
高年収だからと言っていいキャリアとは限りません。

キャリアは我が身を救いますが、
高年収は不幸を避けるだけです。

あとは個々の望むバランスでしょうか。

キャリアや人生は長いですから
今が良くても将来苦境に陥るのでは困りますよね。

10年後のために、20年後のために、
是非とも良いキャリアを築いていただきたいです。
それがいつまでも高年収を得る秘訣でもあります。

それでは、また…。

 

 

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