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医師にとってのいい「求人」とは?

2023年9月15日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師の転職、開業の情報提供をしている
医師転職相談センターの運営企業、
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

今回は最近少しずつ始めている
リライト記事です。

イチ時期までは
飛ぶ鳥を落とす勢いだったブログですが、
youtubeの台頭により
完全に文字から動画へと移ってしまった感があります。

本好きの私としては
書評ブログ
ちょっと寂しい感じではありますが
皆様の周囲ではいかがでしょうか?

そもそも活字離れが叫ばれていましたし、
確かにスマホで動画を見るのは楽ですね。

コンテンツもありとあらゆるジャンルで
驚くほどに数多くの動画がありますし、
勉強からお笑いからビジネスまで
何でも揃っている世の中になりました。

弊社としては
ずっと続けているブログの文化は
できれば廃れて欲しくないですが、
そんなことを言いながらyoutubeもやってますし、
ジーネットTV
これからどんな世の中になっていくのか。

変化のスピードは加速度を増すばかりで
それに付いていけるのか…
若干不安もありますが、
私どもの持つ「事例」や「ノウハウ」が
医師の皆さんに少しでも参考にしていただけたら
それはとても嬉しいことでもありますので
今後も様々な形で情報発信を続けてまいります。

 

本日のブログのタイトルは、
【 医師にとってのいい「求人」とは? 】
といたしました。

 

<目次>
1.いい「求人」あったら紹介して!
・いい「求人」の定義は?
・それが「求人主導型」の転職です
2.キャリアプラン主導型をおススメします!
・とにかく「相談」が前提です
・キャリアプラン後の「求人」が最適です
*まとめ

 

 

1.いい「求人」あったら紹介して!

これは医療業界に限った話しではないのですが、
私が人材ビジネスに長く携わっており
それをオープンにしている為か
「いい求人ってあるの?」という質問をよく受けます。

この回答って実は凄く難しくて、
その方の希望する業界、ポジション、
希望条件、雇用形態、職場環境などによって
全然変わってしまいます。

これは医療業界に来てから
益々顕著になったような気がします。

実際に仲良くさせていただいている先生から
「小野さん、何かいい求人ないかな?」と聞かれます。

「確実にあります」と言いたいところですが、
そうなると当然、
「是非紹介して下さい」となる訳です。

この<いい>というのが
実は非常に厄介で難しいのです。

具体的に<いい所>とは
どんな職場なのでしょうか?

これが人によって全然違うのです…。
当然ですよね。

年収アップを求めている方もいます。
激務から開放される事を望んでいる方もいます。
やりがいのある仕事を求めている方もいます。
風通しの良い人間関係を望んでいる方もいます。
医療技術を高めたい方もいます。
将来の開業に向けて経験値を高めたい方もいます。

ホントに千差万別なのです。
まして「複合的」でもありますしね。

だから私は事前に<相談>して下さいね!と
いつも申し上げています。

でないと、その方に合った求人を
ご紹介する事ができません。

 

・いい「求人」の定義は?

一般論としてはいい求人というと
「高収入」、「高条件」、「高待遇」と
どうしてもなりがちですよね。

確かに大事な要素ではあるとは思います。
問題はその裏側というか、背景ではないでしょうか。

転職支援を20年以上もしてきてますので
高条件の裏側に様々な事情が隠れていることは
今までも何度も見てきました。

ハードワークだからこその高条件。
リスクが高いからこその高条件。
結果が出なければ来年度はガツンと下がる高条件。

高度な希少性の高いスキルや経験を求めていたり、
対象者が非常に少ないケースを除けば
だいたいが高条件の裏には
「何か」が隠れている場合が多いです。

当然、高条件とはどの水準か?という問題もありますし、
人によって高条件のレベルも相当に違うものなんですよね。

求人とは何と恐ろしいものか?と思います。

よくよく考れば
どういう求人にご関心ありますか?と聞かれて
「そうだね~、今よりも年収が高い所がいいな~」
という答えは本当の答えではありません。

そりゃ年収は低いよりも
高い方がいいに決まってます。

でも、本当は年収よりも、
他のドクターとの人間関係や
担当する業務をも含めての年収アップだったりする訳ですね。

つまり他の面が改善されるなら
実は年収ってのは上がったらラッキーくらいで
もっと求めているもの、
望んでいるものがあったりするんですね。

私自身は「いい求人」とは
個別的なものであり、
そのオリジナリティを追求しなければ
納得できる、満足できる求人とは
なかなか出会えないんじゃないかと思うのですね。

少なくとも
何件もの求人のなかから選んで下さいと言われて
はい、これですと
安易に選ぶようなものではないでしょう。

うちはオーダーメード型の転職支援を行っており、
その先生だけのオリジナリティ求人を
医療機関と一緒になって創り出すことを
弊社のミッションとしています。

私どもにとってのいい「求人」とは
その先生にとって「最善」であること、
個々に合った求人であると定義しているのです。

 

・それが「求人主導型」の転職です

今まで医療系の転職エージェントは
求人で求職者を釣るという手法を取ってきました。

それ以外の手法である紹介会社は
私の知る限りほとんどないと思われます。

主業務は「マッチング」です。

ある種の数合わせのような仕事になり、
私には雑な仕事であるように思えて仕方がありません。

医師に関しては
今まで圧倒的な売り手市場であり、
つまり、求人数が多く、
転職したい医師が少ない状態でした。

なので、求人はいくらでもありましたし、
転職マーケットとしては
成熟し切れていなかったと言えるかもしれません。

医師がOKなら
どこでも採用してくれるという
シンプルな構造だったのですね。

ところがコロナ禍となり、
買い手市場に変化した領域も少なくありませんし、
医師の募集を取り下げるようなケースも増えました。

これにより少し健全化したようにも思います。

求人を見て
転職エージェントに登録する。

いくつもの求人を案内されて
その中から選ぶ。

これでは求人に主導権を握られていて
私には求人に翻弄されているように思えるのです。

ですから私どもはポリシーとして
単なる求人案件と求職者さんを繋げる
いわゆる
ごく普通のマッチングをするのではなく、
本当に医療機関が求めるドクター像と
本当に医師が求める医療機関を
マッチングしたいと考えて活動しています。

本当に求めているものは何なのか?
真の望みは何なのか?

ここを把握しないで
求人のご紹介はできかねるのです。

こうしてドクターファースト、
医師が主導権を握った転職支援をしています。

 

<参考>
価値のある医師の求人とそうでない求人の決定的な差とは?

 

 

2.キャリアプラン主導型をおススメします!

ある意味で転職というのは
人生のリセット、再スタートであります。

何度も何度も転職を繰り返せば
それだけ自分が不利になっていきますよね。

だからこそ、本当に求めているもの、
望んでいるものを叶える必要があるのだと思うのです。

そのキャリア人生の大事な分岐点で
ただ条件の良し悪しだけで決めていいものでしょうか。

いや、もちろん条件も大事なんですよ。

ですけど「だけ」ではないと思いますし、
他にも大事な視点はあるはずなんです。

少し極論ですけど
例えばですね…

年収が300万円アップします。
でも将来に繋がるキャリアは詰めません。

こういう仕事と
年収は現状と同じですが
将来に繋がるキャリアアップが可能です。

どちらを選ぶべきでしょうか?

答えは自明だと思うんですけど…
私たちは当然「今」を生きているわけですが
「今」だけでは終わりません。

すぐに「今」は過去となり、
新しい「今」が来るのですね。

「今」未来のための準備をしなければ
永遠に「今」より良い未来は手に入りません。

キャリアプランが大事なのです。

 

・とにかく「相談」が前提です

転職エージェントの業務の流れとしては…

相談→求人の紹介→書類選考→面接→→条件交渉→入職

このようなケースが多いですが
私はこのプロセスの中で、
やっぱり最初の「相談」の部分が
最も重要であると考えています。

ここでズレが出てしまうと、
その後は全てズレたままです。

これでは良い転職になると思えません。

まずはしっかりとした「相談」をして
明確に「方向性」を定めて、
その上でマッチした求人の紹介、
そして、その後の選考過程に進んでいくべきと考えております。

別に「相談」と言っても
そんな難しい話しをする訳でなく、
雑談も交えていろんな話しをして、
「方向性」を決めていくだけなのです。

打合せ!って言った方がいいんでしょうかね?

相談した結果、今は動くべきではない!とか、
時期尚早とか、やっぱり今の職場がいいとか、
いろんなケースがあります。

私の知識、経験、センス、ビジョン、営業力、
あらゆるものを掛けて
この「相談」業務には力を入れています。

これは弊社の特長でもありますが、
具体的な転職相談の前に
キャリアを相談をすることもできますし、
その前段階での
それこそキャリア相談のお試し会的な位置づけで
キャリアの壁打ちもお引き受け可能なのです。

キャリア相談、
キャリアカウンセリングなど
言い方はいろいろありますが
要は、これからの方向性、ビジョンを共有し、
それに沿った活動を行いましょうという
<事前準備>ということなのですね。

 

・キャリアプラン後の「求人」が最適です

これからどうしようかな?
このまま今のところにずっといるわけには行かないな。
転職しようかな?
いい求人はあるのかな?

こんな感じで転職活動をスタートするのは
できれば避けて欲しいところです。

ここには中長期的な視点が欠けていますし、
「過去」と「現在」しか見えていませんから
当然キャリアプランが存在しません。

まず考えるべきなのは…

これからどうしたいのか?
自分は何をしたいのか?
将来的にどうなりたいのか?

ここなんですよね。

それが見えてきて
具体化させたものがキャリアプランです。

この後なんですよ。
求人をリサーチするのは。

キャリアプランのないままに求人を見ると
いわゆる条件的な部分でしか判断ができません。

別にそれが悪いとまでは言いませんが
条件の良し悪しだけで
自分の将来に繋がる転職を決定するのは
いかがなものかというのが私の考えです。

大事なのは未来だと思うんですよ。
未来のために「今」や「次」をどう創るのか?

これがキャリアという観点では
「超」重要だと思うんです。

何事も「準備」と「計画」が大事ですし
物事には「順序」というものが必要不可欠ではないでしょうか?

 

<参考>
医師が転職する際に求人よりも大事なモノとは?

 

 

*まとめ

いい求人とは何か?

それは現段階では「答え」がないと考えてます。
数年後にしかわからないものなんです。

それを無理にわかろうとすると
条件というわかりやすい指標でしか
判断できなくなってしまいます。

だって転職して勤務を始めないと
そんなことわかるわけがないじゃないですか。

突き詰めれば結果論なのです。

じゃ何もしなければいいのか?というと
そうではないんです。

すべきなのはキャリア設計です。

キャリアプランを考えて
キャリアというフィルターを通して
求人を見ることが肝要です。

それでは、また…。

 

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