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「スキル」と「経験」を軸にもっと深くキャリアを考えましょう!

2023年8月30日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師が転職や開業を通して
より良い未来を手にするために
キャリアプランの重要性を発信し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

誰だって
今よりもより良い未来を手に入れたいと
考えていることと思います。

オレはそんなことを考えてないよ…と
つい言ってしまう方もいるとは思うんですけど
それは強がりってものじゃないでしょうか。

これから人生が
ボロボロになっていいなんてことはないでしょうし、
今のままで充分だよということはあっても
このまま未来永劫何も変わらないとは思えず、
やっぱり少しでも今より良い人生を求めるのは
むしろリスクマネジメントでもあり、
原則的にはいいことだと思うのです。

問題は…
どこを?
どのように?でしょうか。

キャリア観や人生観というのは
どうしても人それぞれ異なるものですし、
これが正解だ!というものがあるわけでもありません。

ですから当ブログとしても
私のスタンスとしても
キャリアとはこうだ~みたいな話しではなく、
こう考えてみたらどうですか?
こういう角度からも検討するといいかもしれませんよと
考えるきっかけにして下さるといいなと考えております。

これだけ情報発信をしていると
時折、断定的な言い方もあるかもしれませんけど
基本的には、ご参考にしていただけたら
こちらも嬉しいですとスタンスなのです。

 

本日のブログのタイトルは、
【 「スキル」と「経験」を軸にもっと深くキャリアを考えましょう! 】
といたしました。

 

<目次>
1.キャリアとは何ぞや?という根源的な問い
・キャリアとは「スキル」と「経験」である
・なぜキャリアを考えるべきなのか?
2.目標や目的のない日常に充実感はあるか?
・より良い将来のために「今」が重要である
・自分次第でどうにでもなる「スキル」や「経験」
*まとめ

 

 

1.キャリアとは何ぞや?という根源的な問い

キャリアとは何ぞや?
wikipediaさんによりますと…

・経歴、職歴
・専門技能を持って職に就いているもの→プロフェッショナル

このように書かれています。

他のオンラインでの国語辞典でも検索してみましたが、
だいたい似たような意味合いが多いですね。

私たちは日常的にキャリアアップとか、
キャリアチェンジとか、キャリアプランとか、
セカンドキャリアとか、パラレルキャリアとか、
様々なキャリア用語を普段使いしていますけれど
キャリアとは何ぞや?と深く問うと
これがキャリアですと明確に言える人は
意外と少ないように感じます。

 

・キャリアとは「スキル」と「経験」である

私自身は当ブログでも
いろんなSNSでも、
キャリアとは「スキル」と「経験」であると述べています。

今のところ、え~それはちがうんじゃないの?という
よろしくない反応は特にありませんので、
まあ、そんなところかなと思って下さっているのでしょうか。

ただ年柄年中キャリアについて考え続けている私としては
複雑な路地に迷い込んだり、
考え過ぎて訳がわからなくなったりしながらも
辿り着いたのがシンプルな「スキル」と「経験」であり、
私の中ではその後のキャリアの思考が
かなりスッキリしましたので
現段階ではこれが最適ではないかと考えています。

で、問題はここからです。

キャリアとは何ぞや?という問いに対して
一旦、「スキル」と「経験」ですという答えを導き出しました。

これをどのように受け止めて
今後の自分にどうプラスに活かすべきでしょうか?

これも答えがあるようなものではなく、
皆さんそれぞれのスタイルというものがあるはずです。

常にブラッシュアップして
自分らしく高めていくのがいいですよね。

では、ここで「スキル」と「経験」について
もう少し深掘りしてまいりましょう。

 

・なぜキャリアを考えるべきなのか?

キャリアとは「スキル」と「経験」であると定義しました。

するとキャリアアップするということは
「スキルアップ」と「経験値アップ」を
果たすということに繋がりますね。

ではなぜ私たちは
キャリアを高める必要があるのでしょうか?

スキルや経験を高めるということは
なぜ必要なのでしょうか?

この目的が物凄く大事であると私は考えています。

これがいつも述べる
「キャリアの4ステップ」の2ステップめ、
キャリアアンカーに繋がります。

働く理由、
キャリアアップする理由、
これって決して答えのあるものではないと思うんですよ。

もしあるとするならば
私たち1人1人の心の中にあるんじゃないでしょうか?

価値観や判断基準ですよね。

しかもこれは28歳の時の自分と
35歳の自分、40歳の自分、50歳の自分、
60歳を過ぎたり、引退が見えてきたりしたら
相当に変わってくると思われます。

正解らしきものが見えてきたら
何らかの変化によって変わらざるを得なくなった。

こういうものではないでしょうか。
問題はここからです。

とてもわかりにくいものなんです。

するとどうしても私たちはわかりやすい指標に
ついすがってしまったりするものです。

転職シーンで言えば、
知名度の高い大手さんの求人であったり、
高年収や高条件となるわけですね。

これも大事なんですよ。
とても重要であるとは思います。

しかし働く理由、
キャリアアップする理由のひとつであるのは間違いありませんが、
それが価値観や判断基準の最も足るものでしょうか?

いや、長い職業人生のなかで
そういう時期があってもいいでしょう。

でも、ずっとそれだけのために働くものでしょうか?

そんなの先になってみないとわからないかもしれませんが、
少なくとも想像は付きますよね。

自分の周囲にいる人のなかで
毎日働き甲斐を持っていて
充実した日々を送っていそうな人と
そうでない人を比較すれば
すぐにわかるんじゃないでしょうか?

私がビジネスの現場に出てから
早くも30年が過ぎます。

周りを見渡してみますと…
若い頃はヤンチャしていたのに
今では立派な紳士になった奴もいますし、
若い頃はブイブイ言っていたのに
いつの間にか消えてしまった奴もいます。

どこでどんな人生を送っているかが
わからない奴も多いですが、
50代も半ばが近づき
充実した仕事をしている奴は
若い頃からまともだった奴が多いです。

30年以上も仕事をしてきたのですから
みんないろんな思いをしてきたと思いますし、
想定外のことに巻き込まれ
脱落していった奴もいることでしょう。

その分岐点となったのは
キャリアアンカーではないかと考えます。

自分の価値感や判断基準が
マーケットや社会が求めているニーズと
上手く合致したか否かということではないでしょうか。

キャリアアップや
スキルや経験を高める必要なんかないんですよ。

したい人がすればいい。
したくない人はしなくていい。

それぞれの人生ですから
個々が判断すればいい。

ただ、もし、
自分を世のため人のために活かしたいのであれば
スキルや経験をベースとしたキャリアは
必須になるだけの話しです。

今から30年後を考えてみて下さい。
どんなふうに仕事をしていますかね?

いろんな人に感謝をされて、
社会に必要とされたいのであれば
スキルや経験の向上は必要不可欠ですよね。

キャリアアップとはそういうものです。

今の自分から、
未来の自分への贈り物なんだと思いますよ。

 

<参考>
医師がキャリアアップするには強い心が必要です!

 

 

2.目標や目的のない日常に充実感はあるか?

よし、自分の未来をより良くするために
今のうちからキャリアアップをしておくか!?

まずは自分のスキルの何を伸ばそうか?
どんな新たなスキルを身に付けようか?
いかなる経験を積んでおくのがいいだろうか?

もしポジティブにこうお考えであれば
これもまた「キャリアの4ステップ」に立ち返りましょう。

①キャリアドリフト
②キャリアアンカー
③キャリアプラン
④キャリアパス

このサイクルをグルグル回せばいいのですね。

いつも言うことですが、
キャリアドリフトで多様な経験をしておき、
自分らしいキャリアアンカーを手に入れましょう。

その上でキャリアプランを明確にして
具体的実行策としてのキャリアパスを描きましょう。

人の真似で決めてしまったり、
最近の流行りで決めるのではなく、
自分自身のビジョンやプランが大事になりますね。

 

・より良い将来のために「今」が重要である

ここで物凄く重要になるのが
「焦らない」ということです。

人生の二大失敗要因は
「焦り」と「慢心」であると言われますけど
焦ってしまうと事を仕損じることは多いですね。

だって「スキル」や「経験」って
そんなに簡単に身に付くものじゃないですよ。

高度なものであればあるほど
習得するのに時間が掛かるのが普通ですよね。

世の中には稀に何でも簡単にできちゃう天才がいますけど
多くの場合は長期間の努力、継続が必要になります。

逆に言うとですね、
誰にでも簡単にできるスキルや経験では
その後にあんまりプラスにならないと思うんですよ。

だって希少性が低いと言わざるを得ませんもんね。

多くの人ができない。
簡単には習得できない。

だからこそ価値が生まれるのですし、
自分の武器になり、
パーソナルブランディングにもなるのですね。

1年やそこらで身に付けることができるなら
結構、多くの人が手にしちゃうんじゃないでしょうか。

今とは過去の自分の結果です。
未来は今の自分の結果です。

過去は変えられませんから
変えることのできる自分にフォーカスしたほうがいいですよね。

難易度が高くて、
習得するまでに何年も掛かり、
相当の継続的な努力が必要であるスキルや経験だからこそ
大きな価値があり、
それが自分のキャリアとして活きてきます。

焦らずに、目標をブラさずに
今から、着々と準備を進めていくことですね。

そりゃ時には理不尽な環境があったり、
チャンスが不公平だったり、
コンプライアンス的に問題があったりすることもあるでしょう。

大きな目標を手に入れるためには
それをも乗り越えていきたいですね。

あくまでも心身に不調を来たさない範囲で…ですが。

 

・自分次第でどうにでもなる「スキル」や「経験」

スキルや経験を高めて
キャリアアップしていくことが
将来の自分のキャリア人生を決めるということは
ご理解いただけたかと思います。

問題は「何」ですよね。

どんな「スキル」を手に入れるべきか?
どんな「経験」を身に付けるのがいいか?

基本や基礎的なものであれば
誰もが通る道なのですが、
その先はもう本当に人それぞれです。

だからこそベースにキャリアアンカーが必要なのですが
未来のことなど誰にもわかりませんよね。

もしかしたら身に付けたスキルが
将来的には役立たなくなるかもしれません。

せっかくの経験が
それほど有効にはならないかもしれません。

…と、私たちは考えがちじゃないですか?

ところがですね
これは私の個人的な見解ですが、
どんなスキルでも、経験でも
間接的には必ずプラスになるものなんです。

時代が変われば、社会が変われば、
直接的には役立たなくなることは多いです。

しかしですね
思ってもみない形で役立つのが
私たちのキャリアや人生の面白いところなんです。

定量的な「スキル」だけであれば
必要性がなくなれば、
そこで終了と言えるかもしれません。

ところが「経験」が大事なんです。

スキルを身に付けるプロセス。

スキルをキープする。
スキルをアップデートする。

こういう「経験」こそが
後々必ず役に立つんです。

スキルは確かに古くなりますが、
その古いスキルを身に付けておかないと
次の新しいスキルが手に入らないことも多いです。

これは定性的な「スキル」と言えるでしょうか。

キャリアアップを目指して
具体的な「スキル」や「経験」を身に付ける。

この発想を持って、
実際に努力を積み重ねていくプロセス自体が
ある意味では「スキル」や「経験」にもなるのです。

だから何をしてよいか悩むよりも
何でもやっておくのが賢明です。

やれば合う合わないもわかりますし、
やったこと自体が経験にもなります。

いつも言うことですけど
「今だけカネだけ自分だけ」から
自分を解放すると
自然とキャリアは深掘りされると思います。

 

<参考>
医師のキャリアの分岐点?キャリアを考えるのに遅すぎるなんてありません!

 

 

*まとめ

今回はキヤリアを「スキル」と「経験」と定義し、
なぜキャリアアップをすべきなのかを考察しました。

自分的にはキャリアの考え方として
結構いいことを書いたつもりなのですが
いかがでしたでしょうか?(笑)

キャリアに正解はありません。

でも正解に近づくとしたら
自分の心の中と何度も対話すべきです。

その際に役立つのが
キャリアの考え方という基本です。

この基本を身に付けると
誤った判断はしなくなります。

キャリアで恐ろしいのは
結果が出るのは数年先であるということですね。

気づいた時には遅い…
取り返しが効かないケースが多いんです。

だからこそキャリアリテラシーを
身に付けておくといいですね。

ある意味ではこれも「スキル」と「経験」です。

それでは、また…。

 

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