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こんな「キャリア相談」では人生を棒に振りますよ!

2023年3月1日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師が転職や開業を通して
より良い未来を手にするために
キャリアプランの重要性を発信し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

どんな業界でもそうだと思うのですが、
本来はクライアントのために
業界内は切磋琢磨すべきであると考えています。

競合だからって
業界全体でクライアントに対して
さらなる良いサービスを提供しようと思えば
手を握るべきところもありますし、
有益な情報を共有することもあるでしょう。

しかし人の真似ばっかりで
クライアントへの視点よりも
自社の儲けしか考えていない不埒な人間は
必ず存在するものなんですよね。

そこにプロとしての矜持はないのか?と思いますけど
どうやらないみたいです。

これからは本物と偽物の見極めが
益々必要不可欠になっていくと思います。

今回は最近増えてきた
「キャリア相談」について
受けて良いものと、受けてはいけないものを
その背景や理由とともに語ってまいります。

 

本日のブログのタイトルは、
【 こんなキャリア相談では人生を棒に振りますよ! 】
といたしました。

 

<目次>
1.キャリア相談は相手次第で価値が変わります。
・誰が担当するのか?が明らかでないのはNGです。
・その人は相談する価値がありますか?
2.キャリア相談は転職相談ではありません。
・つい転職相談と言ってしまう下心見え見えな姿勢
・その人はキャリアの専門家ですか?
*まとめ

 

 

1.キャリア相談は相手次第で価値が変わります。

キャリア相談自体は
もっと広く受け入れられるべきと思いますし、
その必要性を業界全体で訴えていくべきです。

ところがですね、
キャリア相談を隠れ蓑にして
「集客」、転職エージェントの場合は
要は「登録者集め」ですね。

目的がそこであることが少なくありません。

当ブログでは
こんなキャリア相談は偽物だということを
バチバチと見破ってまいります。

まず「求人」主導型の転職エージェントは
キャリア相談などできません。

これは担当者の能力的にできないのです。

だって普段は「求人」を
右から左に流すだけの仕事しかしていないのですから
これでは何年仕事をしようが
全くといってキャリア相談をお受けできる経験は
これっぽっちも身につきません。

結局、頼るのは求人だけですから
こういう会社のキャリア相談を受けてしまうと
次から次へと「求人」が送られてくること
まず間違いないでしょう。

同業として腹立つのは
こんな輩に限って勧誘はいたしませんとか、
平気で述べてしまうのですね。

じゃ何で相談を受けるんですか?と質問すれば
しどろもどろになるでしょう。

あわよくば転職に引きずり込みたいと考えていますし、
その会社がホームページやSNSで
求人の案内ばかりをしているのなら
確実にこのパターンに当てはまるでしょう。

 

・誰が担当するのか?が明らかでないのはNGです。

求人以外にもうひとつ言えるのは、
キャリア相談を誰が担当するのか?

そしてその担当者のパーソナリティを
事前にどれだけ開示しているか?で
受けるかどうかの判断が付くでしょうということです。

キャリア相談を受けるんですよ?

多少なりとも個人情報に触れるわけですし、
悩みや困りごとを伺うこともあるでしょうから
「誰に」という点が重要になるのです。

だってそもそも相談って
そういうものではないですか?

この人だから相談してみよう、
この人は本物のプロだから相談しよう、
この人には相談してもムダかな?
この人じゃ相談する意味がないよな。

こうして判断をするのが普通ですよね。

それなのに肝心要の「誰に」を隠すということはですね、
もうその時点で裏事情や邪な考えが透けて見えませんか?

大手企業などは
誰が担当になるかわかりませんので
ほとんど「誰が」担当するのかを隠します。

中小企業でも
担当者の力量やスキルや経験を明らかにすると
相談してもらえなくなるので
どうしても「誰が」を隠します。

これじゃ意味がないというか、
あまりにも誠実さに欠けるのではないか?というのが
私の考えです。

私なんぞはGoogleで小野勝広で検索を掛けていただければ
相当の情報を手にすることができると思います。

これがキャリア相談をお受けする私の責任であり、
逃げも隠れもしない姿勢であり、
私の真摯なプライドでもあるのです。

弊社の社員にも少しずつではありますが、
情報公開を指導しています。

ちなみに弊社のコンサルタントは
下記、壁打ちお試し会と題して
本格的なキャリア相談の前でも
ざっくばらんにお話しできる場を企画しています。
キャリアの壁打ちお試し会【無料・オンライン】

↑ こちらをご覧になっていただければおわかりの通り、
最低限、これくらいのパーソナリティは
知っておきたいと思われるのではないでしょうか?

それが企業としての姿勢であり、
社会的な責務とも言えるでしょう。

友人だってそうですよね。
相談できる友人もいれば、できない友人もいる。

それが事前にわかっているならいいですが、
よくわからない状態でキャリア相談をお受けするのは
ハッキリ言ってかなり罪作りではないでしょうか?

ビジネス色がプンプン匂いますよね…。

 

・その人は相談する価値がありますか?

ではどんな人なら
相談してみたいと思うでしょうか?

その人の素性がある程度ハッキリしていて
信頼に値するというのは大前提です。

それ以外に考えられるのは…

・その道のプロであること
・考え方に共感できるところが多いこと
・人物面、人格的に信頼が置けそうなこと
・スキルや経験に期待が持てること
・適切なアドバイスをしてくれそうなこと
・営業に結びつけないこと
・会社に安心感を持てること

他にもいくつか要素はあると思いますが、
概ねこのようなものがあるのではないでしょうか?

大事なのは
これらを事前に把握できるか?です。

いくら美辞麗句だらけの宣伝広告を見たって
ホントか?と不信になることが多いと思うんです。

担当者本人が
顔と名前を出して
自らの言葉で語ることが大事です。

100点満点の相談相手なんて
なかなか見つからないとは思いますけど
この人なら相談する価値がありそうだなと
思えるかどうかが肝要です。

今までずっと求人紹介ばかりしてきた人が
ライフプランを一緒に考えますと言ったって
それは信頼に値しませんよね。

勧誘はいたしませんと言いながらも
職場を変えることが
一番良い方法となることが多いとか、
ライフプランを見据えた上で
働きやすい職場をお探しいたしますと言うのは
明らかに転職に導こうとしているじゃないですか?

ちなみにこの文言は某社の案内から抜粋しましたが
完全に集客、登録者集めであることを
証明していると言わざるを得ません。

こういうキャリア相談は裏を見抜いて
避けたほうがどう考えたって無難ですよね。

それと相談相手に相応しい人というのは
その人自身が真っ当なキャリアを積み上げている人です。

1~3年で職場を転々としていたり、
あちこちで文句ばかり言っている人は
どう考えたって不向きじゃないでしょうか?

 

<参考>
自分の医師人生は自分で決める!
そのために情報収集とキャリア相談が重要です。

 

 

2.キャリア相談は転職相談ではありません。

私自身、随分長い間、
キャリア相談をお受けしていて思うのは
キャリア相談は
転職相談や開業相談とは違うということです。

転職相談は転職を前提としています。
開業相談は開業を前提としています。

相談後は、するかしないかの
YES、NO、二択しかありません。

これではいくら勧誘しませんと言ったって
そう簡単には相談できませんよね。

つまりこういうところで
その企業の魂胆が見え隠れしてしまうのですね。

本当にキャリア相談「だけ」ならば
転職相談とか、開業相談という言葉は絶対に使いません。

でも使ってしまうということは
ま、そういうことなんです。

本音を言えば
すぐにでも転職したり、開業に動いて欲しいのです。

ここ、大事な見極めポイントですよ。

 

・つい転職相談と言ってしまう下心見え見えな姿勢

転職エージェントであれば
転職を検討しているドクターに登録して欲しいです。

開業コンサルタントであれば
開業を検討しているドクターにお声掛けいただきたいです。

これ自体は特に問題ありませんが、
あくまでも「キャリア相談」なんです、
転職や開業の勧誘はしませんと嘘をつくから問題なのです。

ではなぜ転職相談がダメなのかを
ここでズバリ申し上げます。

転職相談をして、
表面的に希望を聞いて
すぐに求人を案内して
転職をさせるのが目的だからです。

これエージェントとしては
最低レベルの手法ですよ。

いわゆる旧態依然とした転職支援であり
転職を失敗する可能性が高いやり方であり、
令和の時代に通用するものではありません。

だいたいですね、
転職相談とか言っているエージェントは
社長や役員がド素人であることが多いです。

だからキャリア相談なのか、転職相談なのか、
そんなことは考えたことがないので
混乱して、混在しているのが現実です。

いっそのことストレートに
転職検討中のドクターに登録して欲しいと
素直に言えばいいんですよ。

それをゴマかすからおかしなことになるんです。

キャリアと転職は似て非なるものであることが
わかっていないエージェントなんて
転職支援の質も全く期待できません。

ではなぜ弊社が「キャリア相談」はするけど
「転職相談」や「開業相談」はしないのか?ですが、
すでに転職や開業を決めているならば
「相談」である必要があまりないのですね。

すでに転職する、開業すると
ご自身で決めているのですから
あとはどこの会社を利用するか?とか
どのように実行に移すか?の問題です。

この時にあえて「相談」することで
逆にミスリードされてしまうことも多いでしょう。

私どもはその「前」の段階、
つまり転職しようかな、開業しようかなという時に
「キャリア相談」をすることで、
転職や開業をしたほうが良いのかどうか?
他に選択肢はないのか?
自分に最適な将来設計とは?と
視野をグッと広げて
正しい判断をするための情報収集にして欲しいのです。

まして私どもは多くの事例や
ノウハウを提供することができる一方で、
この段階では第三者として
冷静かつ客観的なアドバイスができる存在なのです。

このように真摯な姿勢でご相談をお受けしていると
今までにも何名かの先生に質問されたのですが、
「なぜ、無料で、こんな相談に乗って下さるのですか」と聞かれます。

これはいくつか理由があります。

他にできる人、している人がいないであったり、
数年後にお声を掛けていただくことがあったり、
友人や知人の医師をご紹介いただいたり、
他のエージェントと違うと高評価をいただいたり、
私どもにとってもよい勉強になったりするから
あくまでも「相談」は「相談」だけで完結して
しかも「無料」で行う価値があるのですね。

それを今まで何度も実感として味わってきましたから
一切営業に結びつけることはいたしませんし、
社長である私が明言しているのですから保証付きです。

よくあるのが…
現場レベルでは営業しない、勧誘しないと始めたのに
業績悪化に焦る上層部から連絡を取れ、営業しろと
指示されてしまうパターンです。

ここがトップが明言するのと
現場のイチメンバーが言うのとの大きな違いです。

 

・その人はキャリアの専門家ですか?

最後に「相談」に値する人なのかどうかの判断ですが、
前述したように「誰が」相談相手なのかわからない場合は
もうそれだけで避けたほうがいいと思われます。

実験台にされたり、
無茶な営業をされる可能性が大です。

もし「誰が」相談相手なのかがわかる場合は
その人の名前で検索を掛けて下さい。

ここで何も引っ掛からなければNGです。
ヒドイ場合には
そんな人は存在しませんという可能性もあるんですよ。

何か引っ掛かれば、それをチェックしましょう。
SNSでもブログでもいいのですが、
ポイントは3点です。

①フォロワー数
②投稿内容
③更新頻度

フォロワー数が少なければ
それだけファンが少ないという証明ですし、
フォロワー数が多ければ
それだけ多くの人に支持されているという証明です。

またフォロワー数よりもフォロー数が多い場合は
無理やりフォロワー数を増やそうとしていますので
その価値は半減と言ってもいいでしょう。

また当然のことながら投稿内容も重要です。

先日、驚いたのですが
同業他社の批判や
仲間の業者への悪口、
開業支援をしている
クリニックへの応募者への否定など
とんでもない内容のブログを発見しました。

これでも会社のコーポレートブログとして
アピールしているようですから
そのうちしっぺ返しが来ることでしょう。
言語道断です。

それだけ書く内容がないのでしょうけど
それで人様からの相談を受け付けますと言ってますが、
誰がこんな人に相談するんでしょう。

まずは自分自身の道徳観を見直して
会社もこのブログをチェックして指導すべきでしょう。
いつ訴えられてもおかしくありません。

えっと話しを戻して、
例えばキャリアや人生について
語りたいことがたくさんあるならば
毎日だって更新できますよね。

そんな暇がないなんて嘘です。
私は朝から晩まで、土日も忙しいですけど
当たり前のように毎日更新していますよ。

だって誰かが参考にしてくれたら嬉しいですし、
ネタがわんさかありますので
それを吐き出さないと気持ちが悪いんです。

それを大したネタもないのに
無理に書こうとするから
人の悪口という大人げない内容になり下がるのです。

この人の知識は半端ないな。
経験値がとんでもなく高いな。
言ってることに賛同できるな。
いつも勉強になるな。

こういう人を相談相手に選んで下さいね。

 

<参考>
大事なのはキャリアです!
転職とか開業ではないんですよ…という医師のキャリア相談

 

 

*まとめ

言葉は悪いですが…
少し前まで転職エージェントは
求人をエサにして医師を釣りあげていました。

開業コンサルタントは
開業物件をエサにして医師を釣りあげていました。

でもそれが通用しなくなってきたんです。
ここ20年~30年くらい
ずっと同じやり方で来たのですから
さすがにもう賞味期限でしょう。

そこでキャリア相談だったり、
転職相談だったり、開業相談だったりと
「相談」を前面に出して
医師の皆さんに興味を持ってもらうように
仕向けているのです。

しかし私どものように10年も前から
「相談」を中心にやってきた立場から見ると
どうも付け焼刃に見えますし、
何せ根本的に転職や開業に結び付けたいので
裏が透けて見えてしまうのですね。

今回はそうじゃない!
もっとキャリア相談に適した会社や担当者がいますよ
ということが言いたくてこの内容を書きました。

それでは、また…。

 

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