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まさかの事態に対応できる医師の転職エージェントとは?

2023年2月15日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師が転職や開業を通して
より良い未来を手にするために
キャリアプランの重要性を発信し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

転職エージェントとして
もう20年も仕事をしておりますと
良くも悪くもではありますが、
転職を失敗したケースや
転職がトラブルに発展したケースを耳にします。

誠に幸いではありますが、
私どもジーネットは今までトラブルはありませんし、
私自身もトラブルに巻き込まれたことはありません。

以前、多くの部下を持っていた時は
時々、はあ?というようなクレームが入ったり、
これは即応しなければ
トラブルになるぞということはありましたが
おかげさまで大事になることなく
無事に収まっています。

しかし私の耳に入るだけでも
驚くような転職失敗の話しや
あり得ないトラブルなどの話しを伺います。

それぞれ様々な要因がありますけれども
意外と多いのが転職エージェントのミスであり、
担当者の過誤だったりするのですね。

そりゃ失敗のない人間なんていないと思いますけど
構造的に失敗やトラブルとなりやすかったり、
担当者の怠慢や手抜きや手落ちとなると
プロとして大問題ですよね。

 

本日のブログのタイトルは、
【 まさかの事態に対応できる医師の転職エージェントとは? 】
といたしました。

 

<目次>
1.そ・そんなバカな…をリカバリーします。
・入職が取り消された?
・入職直前に条件を変えられた?
2.エージェントの実力が現れる追い込まれた状況
・なぜ大手転職エージェントは失敗を繰り返すのか?
・なぜ中小転職エージェントである弊社がカバーできるのか?
*まとめ

 

 

1.そ・そんなバカな…をリカバリーします。

転職を失敗するとか
転職がトラブルになってしまうとか、
こんなのは避けたいですよね。

まして本来は転職支援のプロであるはずの
転職エージェントがその要因だったりするのは
さすがに目も当てられませんね。

こんなことにならないように
事前に慎重に見極めるのも大切ですが、
もっと大事なのは
失敗をいかにリカバリーするか?
トラブルを収めて次でリカバリーするか?

このリカバリーの問題が大きいと考えます。

 

・入職が取り消された?

事例としてはそんなに多くはありませんが、
以前に入職を取り消されたというドクターから
ご相談を受けたことがありました。

入職を取り消すなんて
あってはならないことですし、
余程の事情があったんだとは思います。

ただこのドクターは
その背景や事情を全く知らされておらず、
いきなり入職を取り消されて
どうしたらいいか焦って私どもにお問合せをいただきました。

最初は怒りが先行していて
かなり熱くなってしまっていましたけど
話しをしていくなかで冷静さを取り戻し、
これからどうするか?に心が移っていったようです。

入職取り消しは
場合によっては法的な手段を取っても
おかしくないくらいのことですし、
弁護士を紹介することもできることもお伝えしましたが、
この段階では冷静になって、
それよりも次を早く探したいとのことでしたので、
私どもも過去よりも未来に目を向けることとして
転職サポートをいたしました。

この先生の経歴や経験は
どこに出しても恥ずかしくないものでしたし、
ご希望条件も実に妥当でしたので
それほど時間が掛からずに次の職場が決まりました。

私としてもホッと胸をなでおろすことができましたし、
この先生も大変に喜んで下さいました。

その後にわかったところによりますと
どうやら急遽大学医局から医師を出してもらうことになり、
それは当然断ることができず、
この先生が弾き出されてしまったようです。

イチ時期、企業でも新入社員の内定取り消しが
大きな社会問題として世間を騒がせましたが、
内定取り消し、入職取り消しなんて
原則として絶対にあってはならないことです。

このケースではたまたま
私どもがリカバリーすることができましたが、
次がなかなか決まらなかったりすれば
法的手段を取らざるを得なくなったかもしれません。

さすがにこのようなケースは
そんなに多いわけではありませんけど、
もし万が一があった場合に
頼れる先は持っておいたほうが良さそうですね。

 

・入職直前に条件を変えられた?

似たようなパターンですけど、
1度妥結していた条件を入職前に変えられたという
これまたとんでもないケースもありました。

これが飲めないのなら
入職を取り消しても構わないという
かなり強硬な(悪質な)交渉だったようです。

これなどもあってはいけないことと思いますし、
事実、雇用契約も締結した後ですから
法的には問題であると言わざるを得ません。

こちらはどんな事情があったのかも
後になってもわからなかったのですが、
退職予定だった医師が
何らかの理由で退職しないことになり、
慌てて条件を操作して諦めさせようとしたのかと
個人的に想像しています。

この先生も、
こんなことをするところに入職できるか?と
当然の如く怒り心頭で
先方にYESもNOも言わないままに転職活動をして
あっという間に次を決めてしまいました。

その後、こちらから願い下げだということで
入職をお断りしたのです。

このケースでは
転職エージェントが関わっていたのですが
先方の言いなりになるばかりで
法的問題や善悪の問題などこれっぽっちも考えず。

医療業界では知名度の高い会社でしたが、
2度とこんな会社を使うかと先生もご立腹でした。
当たり前ですよね。

ただ弊社としても
この先生のキャリアがきれいで
受け入れたいと思う医療機関が多かったから
早急なリカバリーができたのですが、
こんなに上手く行くケースばかりじゃないよな…と
若干、怖く思ったのも間違いありません。

 

<参考>
事前の話しと違うじゃないか!という医師の転職失敗の防ぎ方

 

 

2.エージェントの実力が現れる
追い込まれた状況

前述したようなケースは
基本的にレアケースだと思います。

しかしゼロではないので
いつか自分の身に降りかかってくるかもしれませんね。

たまたま弊社にお声掛けをいただき、
運良くすぐにリカバリーできたので
その点は本当に良かったのですが、
ここで考えておくべきなのは

・その転職エージェントで良かったのか?
・担当者は誠心誠意努めたのか?
・なぜその医療機関を薦めたのか?

冷静に振り返っておいたほうがいいかもしれませんね。

今のところ弊社におきましては
こんな事態はありませんけど、
もしあったら私が怒鳴り込みに行ってしまうかもしれません。

いや、そういう迫力ある人には
こんなことはしないのでしょうか?

転職活動とは相手のあるものですから、
こちらが真摯な対応をしても
相手が邪な考えだったり
不誠実な対応を取るのであれば
断固とした姿勢で対処することが必要です。

そのために転職エージェントの存在があるはずですが、
そうとばかりは言えないのですね。

医療機関は労働集約型の産業ですから
「人」は大事にすべきですし、
「医師」はそのなかでも最上位に置かれると思います。

ブラックリストに載るようなことは
求人側も、求職者側もしてはいけませんね。

 

・なぜ大手転職エージェントは失敗を繰り返すのか?

今回ご紹介したケースだけでなく、
私が耳にする転職の失敗事例やトラブル事例は
その多くに大手の転職エージェントが関わっています。

不思議なくらいに大手ばかりなのです。

それだけ多くの案件を扱っているので
どうしても一定数は出てしまうとも言えるのでしょうけど
だからと言って決して許されるものではありませんよね。

冷静に客観的に考えると
もう構造的にそうならざるを得ないところがあります。

まず経費が高いのです。
人件費、家賃、宣伝広告費などを賄うために
相当に高い売上を必要とします。

ですからベストマッチングを目指すよりも
とにかく1件でも多く決めたいという
営業優先のバイアスが掛かってしまうのですね。

質よりも量を追い掛ける特性がありますので、
1件1件を丁寧に対応するよりも
右から左にガンガン提案して
乗っ掛ってきたらラッキーと言わんばかりの
バリバリ営業マッチングです。

もう何年もこういったやり方を続けており、
医師のなかにも大手は敬遠する人が出てきているのに
一向に改善しようという気はないようです。

まあこれは大手の転職エージェントに限らず、
大企業ってのはそんなものですから
いかんともしがたいなとは思ってます。

明らかに根本的な構造転換が必要なのですが、
おそらく内部にいる人は
そんな着眼点はさらさらないでしょう。

自分たちのやってることは正しいと
頭から信じ込んでしまっていますから、
仮にクレームが出ても、
売上が大幅に下がっても、
むしろさらに宣伝広告をして
挽回しようというのが大手企業の宿命です。

大企業病って奴ですけど
不思議なことに大企業に在籍していると
気づかないものなんですよね。

私もかつて大手企業にいましたが、
自分も周囲も考えたことすらなかったです。

個人的には、製造業やメーカーは
大きくならねばできないことが多いので、
「大」を目指すことはいいと思います。

ただ転職エージェントなど
コンサル業はいかがでしょうか?

「大」が自分の首を絞めることになり、
存在価値を低減させることもあるでしょう。

事実、医療業界においても
大手の転職エージェントに勤めるコンサルタントは
医療機関の採用担当者から低評価を受けています。

宿命と言えば宿命ですが、
結局、その人である必要はないんですよね。

システマチックにマッチングして、
新入社員でも可能な仕事にしてしまってますから。

 

・なぜ中小転職エージェントである弊社がカバーできるのか?

だからと言って、
中小の転職エージェントならいいのか?と問われれば
それは違うと言わざるを得ません。

大手とは違う独自の展開を作れているところなど
100社中1社とか、そんなレベルではないでしょうか?

うちも中小なので
そんな偉そうなことは言えませんけど、
転職エージェント歴20年の私としては
ダメなものはダメと率直に言わせていただきます。

大手の弱点は経費が高い、
つまり損益分岐点が高いので
無理な営業をしがちであるということです。

逆に中小の弱点は
必要な投資ができずに
新しいビジネスモデルを生み出しにくいという点です。

だいたいが医療業界の転職支援って
何だか儲かりそうだよね…という安易な発想から参入したか、
本業に繋がりそうだからやってみるかという
実に安直な動機であることが多いのです。

エージェント経験者を1人雇ってみたけれど
全く機能せずに開店休業状態というケースが散見されます。

そりゃそうです。
経営陣や幹部は紹介業を知らないわけですし、
医療業界を知っているわけでもなく、
目的はただ金儲けであって
経験者を採用したからと言っても
その人が高い能力と経営スキルがあるわけではありません。

厳しいことを言いますが、
上手く行くわけがないのですね。

ニッチな領域であったり、
今までにない斬新なアイデアがあるなら別ですが、
すでに医療系のエージェントという括りでは
900社以上あると言われるレッドオーシャンのなかで
もともと紹介業の本質を知っている人がいないのですから
残念ですけど好転する理由がありません。

そんな中で私どもジーネットは
中小どころか零細企業であるにも関わらず、
なぜ上手く行っているのか?

おかしなアピールになりますけど
いくつかその理由を述べさせていただきます。

まずは私自身が転職エージェントの経営者の経験が
以前にあったということです。

今、振り返ると、これは大きかったです。

もちろん、私自身はイチ営業担当から
紹介業のキャリアをスタートしたのですが、
その後、エリアマネージャーから
執行役員、取締役と想定外に出世して
代表にたどり着いたのです。

これが良かった。
現場を良く知り、マネジメントを良く知り、
経営というものを学べたのは大きなポイントでした。

ですからイチから事業を構築することに
全く抵抗がなかったどころか
むしろそこにやりがいを感じることができたのですね。

経営者がリアルな現場を知らずに
紹介業の歴史や本質を理解していなければ
ビジネスモデルや仕組み作りができません。

素人の斬新な発想が奏功することもなくはないですけど
人と人がセンシティブに絡み合う紹介業では
そうそう新たな取り組みが成功することはないのですね。

それと私自身は20年の転職エージェント経験があるのですが、
ビジネス系が10年、医療が10年と
他の業種を知っているのもプラスに転じました。

医療業界の常識がわかりませんでしたから
まったくの白紙の状態から勉強したのです。

ただ疑問に感じる点も多かったのは事実であり、
ある意味では常識にとらわれない
事業設計ができたという点ではメリットがありました。

またSNSの活用が功を奏した面もあります。

現状ではfacebook、twitterを合わせると
5000名以上の医師と繋がりを持たせていただいており、
そういう方々の生の声を聞かせていただき、
弊社のビジネスモデル構築に活かせたのは大きかったです。

なかにはその後に
とても仲良くさせていただくことになったり、
気軽に情報交換ができる関係になる医師も
実は結構いらっしゃっいまして、
とても有意義なコミュニケーションを取ることができました。

他にも弊社ならではの長所を
生み出すことになった背景はいろいろあるのですが、
自分自身が振り返ってみて思うのは、
紹介業の「本質」について考えに考え抜いたところから
すべては始まったのかなと思います。

それこそが大手転職エージェントとは違う
独自の展開を生み出す根本的なビジョンに繋がりました。

 

<参考>
医師転職エージェント(医師紹介会社)の取扱説明書!

 


*まとめ

別に転職シーンに限らずに
世の中にはトラブルがあまりにも多いです。

不動産や金融もそうですし、
医療だってそうかもしれませんね。

やはり大事なのは情報収集だと思います。
しかしこれがまた情報自体にも虚偽はありますし、
ミスリードするようなものも少なくありません。

情報リテラシーは当然のことながら
キャリアリテラシーとか
ライフリテラシーなんてものが
大切になる時代なのかもしれませんね。

それでは、また…。

 

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