医師のキャリア支援 <転職・クリニック開業> はジーネットにご相談下さい!
ジーネットのSNSでの情報発信

退職時に医師がやってはいけないこと?

2022年1月26日by gnetdoctor

おはようございます。

医師が転職や開業を通して
より良い未来を手にするために
キャリアプランの重要性を発信し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

退職…。

どんなに大きな組織でも
逆に小さな組織でも
素晴らしい経営者でも
ロクでもない経営者でも
暖かい上司でも
ふざけんなと言いたい上司でも
人間関係の良かった同僚たちでも
クールでシビアな同僚たちでも
やはり退職シーンでは
様々なドラマがあります。

寿退社とか、
休息を取るとかでない限り
次の職場が決まっているでしょうから
いろんな思いを乗り越えて
最終出勤日まで耐えるのですね。

時代錯誤だとか、
そんな組織だから退職するんだとか、
まあいろいろ文句はあるでしょうけど
おそらく多くの方が経験してきたプロセスですね。

どうせ辞めるんだから
何をやってもいい…。

時々そんな考えをお持ちの方もいますが
やっぱり後々苦境に陥ることは少なくありません。

今回は医師の皆さんが退職する際に
注意すべきことについて考えてまいります。

本日のブログのタイトルは、
【 退職時に医師がやってはいけないこと? 】
といたしました。

<目次>
1.どんなに最悪な職場であろうと…。
・退職時の基本は飛ぶ鳥跡を濁さずです!
・中長期的なキャリアに悪影響を及ぼさないように!
2.組織や上司だけではない!
・患者の信頼を裏切らない!
・同僚やスタッフともできるだけ良い関係で!
*まとめ

病院退職 クリニック退職 医師退職 医師キャリアプラン 飛ぶ鳥跡を濁さず キャリア相談 転職相談 職場探し ジーネット株式会社

1.どんなに最悪な職場であろうと…。

私自身、過去4回の転職をしています。
その中にはかなりブラックな企業もありましたから
退職するのに物凄い苦労した経験もあります。

何かあればすぐに訴えるぞと脅されたり、
毎晩部長と話し合いをしたり、
決してスムーズに退職できたケースばかりではありません。

そして転職エージェントを20年も続けてきて
実に様々な方々の退職に携わることになり、
もの凄いバラエティに富んだ実態を知りました。

職場の問題も大きいですけど
それはどうなの?という行動を取ってしまう方々も
少なからずいました。

安易に解雇するような職場は問題外ですし、
退職者に対して
パワハラとも思える言動をする上司もいたり、
何とまあ世知辛い世の中よ…と思うことも
しばしばでした。

私たちは退職する際に
どんな点に気を付けて
どのように静かに去っていくのがよいのでしょうか?

・退職時の基本は飛ぶ鳥跡を濁さずです!

新卒ならまだしも、
転職して入社、入職した職場なら
どんなに悪条件でも
どんなにヒドイ職場でも
選んだのは自分なんですよね。

転職エージェントを利用したとしても
仮に強引に入職を促されたとしても
最後に決断したのは自分ですよね。
(まあこんなエージェントはダメですけど)

入職した後に
こんなはずではなかったとか、
聞いていた話しと違うとなっても
(こんな職場はどうかと思いますけど)
それでも突き詰めれば自己責任です。

本来であれば
こうした転職失敗を防ぐのが
転職エージェントの役割であると
私は考えていますけど
ノルマを果たすのに必死になっていて
売上至上主義に陥っている会社も少なくありません。
困ったものです…。

さて、理由はどうあれ
最終的には自分で選んだ職場なんです。

入職したらビックリ。

こんな職場だと思わなかった、
すぐに辞めてやる!というケースから
数年経ってから辞めるケースまで
いろんなパターンがありますが、
万が一恨みつらみだらけでも
退職する際の基本的スタンスは
「飛ぶ鳥跡を濁さず」です。

えー、こんなクソったれな職場なのに…
うちの上司は最低最悪ですよ~とか、
まあいろいろあるとは思いますよ。

でも「飛ぶ鳥跡を濁さず」は
別に職場や経営者や上司のためではありません。

あくまでも自分のためなんです。

まだまだキャリア人生は長いですよね?
ほんの数年で引退するとか、
あと少しでアーリーリタイヤできるならいいですが、
ほとんどの場合がそうではありません。

この先何十年も働くことを考えたら
「飛ぶ鳥跡を濁さず」が最善です。

別に職場に文句を言ったらいけないとか
上司に反論してはいけないということではありません。

程度問題ですけど
辞める職場なら多少はあってもいいんじゃないですか。

でも、揉めに揉めて辞めるとか、
訴訟合戦になって辞めるとか、
スタッフ一同から反感を抱かれるとか
そんな辞め方はしないほうがいいです。

信じられないかもしれませんが、
時々いらっしゃるんですよ、そういう方…。

1度や2度ならまだしも、
あちこちの職場で揉めてしまって
そういう話しが広がってしまって
転職活動にマイナスとなってしまうケースもあるんです。

どうせ辞めるんだから
言いたいことを全部言って辞めてやるとか、
あの上司だけは許せない
最後にギャフンと言わせてやるとか、
そういうお気持ちは充分にわかりますけどね、
それをすることのメリットって
自分がスッキリするくらいの話しで
デメリットのほうが計り知れないくらい大きいです。

しかも後々に引きずるんです。
これが自分の将来に響くんですよ。

・中長期的なキャリアに悪影響を及ぼさないように!

キャリア相談をお受けしていて、
あ、その病院はダメなんです。
以前に院長と揉めちゃって…。
あ、その法人グループもダメなんです。
事務方の総局長と喧嘩になっちゃって…。

聞けば聞くほどに
あちこちで揉めてしまっていて、
かなり困り果てている様子。

こういう事って時々あるんです。
若気の至りならまだいいですが、
直近の病院でも揉めてしまって…。

本人は強い正義感を持っていて、
あんな病院は許せないとか
あの院長だけは…と頑なに言いますけど
そりゃ病院や法人にもよくないところはあるでしょうけど
逆に素晴らしすぎて
欠点のないところなんてあり得ません。

それを鬼の首を取ったように
マイナス点をあげつらってみたところで
それではブーメランのように
本人のマイナス面を際立たせることになりかねないのですね。

先日Linkdinでこんな投稿をしました。

いがみ合ってる暇はない。

先進国で最低と言われる我が国の給与水準。

経営者がどうとか、政治がどうとか
正直、そんなことを言ってる場合じゃないと思います。

やたらと文句ばかり言っている人もいますし、
搾取だ!と騒ぎ立てる人もいますが
経営者だってひと括りにはできません。

社員を思って死ぬほど頑張っている人もいますし、
自分は給与を取らずに踏ん張っている人もいます。

社員だってハイスキルな人もいれば
愚直に努力を続ける人もいるし、
朝から晩まで文句だらけの人もいれば
手抜きだらけの人だっていますもんね。

今、必要なのは否定、批判、非難ではなく、
一致団結して、社会全体を良くすることですよね。

パイが縮小していけば
私たち1人1人の取り分も確実に減ります。

パイを大きくすることを
みんなで考え、行動しなきゃいけません。

人を蹴落としたり、
マウント取ったり、
足を引っ張ったりするのではなく、
協力して全体のパイを大きくする。

話しはそれからではないでしょうか。

この投稿閲覧数がグンと伸びまして
多くの方にいいねをいただいたんですね。

私自身も若かりし頃は
そこそこ弁が立ったというのもあり、
上司に突っかかってみたり
経営陣の批判をしてみたり、
会社や、業界や、社会を否定したりしましたけど
もうそんなことをしている場合じゃないと思います。

おそらくこれからの時代は
揉める人は敬遠されていくでしょう。

採用シーンでは
バックグラウンドチェックとか、
リファレンスチェックがなされる時代なんです。
外資系企業では相当に厳格なチェックをしています。

日本の医療機関でここまでするところは
今のところ多くはないでしょうけど、
以前に採用で失敗したことがあったりすると
やり始めるんじゃないでしょうか?

仮に訴訟を起こして勝ったとしても、
訴訟を起こすような人を採用するでしょうか?

いや別に訴訟をしてはいけないということではなく、
時には断固としてせねばならないこともあるでしょうけど
中長期的に悪影響を及ぼすかもしれないという点は
頭の片隅に入れておいたほうがいいと思うんですね。

<参考>
キャリアを真剣に考えている医師限定の中長期的なプランとは?

医師転職 医師キャリア 医師退職 退職の申し出 退職願 退職届 辞表 退職の切り出し方 退職の仕方 ジーネット株式会社

2.組織や上司だけではない!

もう1度言います。
退職時の基本的スタンスは
「飛ぶ鳥跡を濁さず」です。

跡を濁さない程度のことは
別にしてもいいと思いますけど、
医療業界は狭いですから
どこでどう繋がっていくかわかりませんし、
適度なところで落とし込んで
未来に備えるのが大人の嗜みではないでしょうか?

なんてことを言うと
そんなんだから経営者が図に乗るんだとか、
日本的経営はいつまでも古い体質なままだんだという
ご意見が聞こえてくるような気がしますが、
そういう方ほど抑えたほうがいいですよ。

マウント取って勝者になった気分でいても
長い人生が生きにくくなることだってありますし、
少なくとも後悔している50代、60代の方を
私は何人も知っていますから。

夏目漱石が「草枕」の書き出しで
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に掉させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
こう書きました。

そうなんですよ。
人の世はこんなもんなんです。昔から。

いくら正しいことを言っても
思うように変わらないなら
それは他の手法を取ったほうがいいと思います。

何でも妥協するとか、
社畜になって経営者の言うことを聞くとか、
そういうことではありません。

・患者の信頼を裏切らない!

冷静になって
残される人のことを思いやりたいですね。

先生を長年慕ってきた患者さんから見れば
院長や法人と揉めている先生というのは
かなりさみしいことだと思います。

そして患者さんへの挨拶もそこそこに
風のように去っていったなんてのは
できることなら避けたいですよね。

頭に来ることもたくさんあるでしょう。
ひと言モノ申し上げたいのもあるでしょう。

最近はモンスターペイシェントだとか、
非常識な人も少なくありませんから
そういう人に対してまでも
思いを尽くす必要はないと思います。

ただ本当にいい関係を構築してきて
心の底から治してあげたいと思ってきた患者さんも
いらっしゃるわけですよね。

これは別に妥協の問題ではなく、
患者さんへの思い、
そのために円満退職を目指すというのも
いいものではないでしょうか?

・同僚やスタッフともできるだけ良い関係で!

同じように同僚医師や
コメディカルスタッフさんたちの存在も
重要ではないでしょうか?

もしかしたらこの先何年か後に
また一緒に仕事をするかもしれませんし、
その時に微妙な関係性にならずに
あの時は先生すごく我慢されてましたよね…なんて感じで
スムーズに関係性を戻せたらいいと思います。

退職の要因となった張本人がいるなら
その人は別としても
おそらく同僚医師や
コメディカルスタッフさんの大半は
何ら問題はなかったと思われますし、
むしろ仲良くしていた方もいらっしゃいますよね。

そういう方々に対しては
今後のためにも良好な関係性は維持しておいたほうが
やっぱりいいと思うんです。

全員とは言いませんし、
そもそも関係性が薄かった方とか
折り合いが悪かったような方は別としても
良い関係性はできるだけそのまま維持するのがいいですね。

<参考>
医師が他者の退職理由を活かす効果的な方法とは?

医師退職 医師移籍 医師退社 退職届 退職願 辞表 退局 退職相談 キャリア相談 転職相談 ジーネット株式会社

*まとめ

最後にまとめます。
退職時の大原則は「飛ぶ鳥跡を濁さず」です。

これは医療機関のためとかではなく、
ご自身の未来のために静かに去っていくのがベストです。

とはいえ
最後にひと言モノ申したいなんてケースはあるとは思います。

別に何もかもを言わずに我慢して…とまでは
言うつもりはありませんが、
できるだけ穏便に去るのが望ましいですね。

次の職場が決まっているならば
もう過去のことは一旦封印して
次に目を向けるほうが健全ではないでしょうか。

揉めてしまったり、
訴訟合戦をしたりなんていうのは
ご自身の将来のために
あまりしないほうがよいと思います。
余程のことがあれば別ですが…。

それでは、また…。

医師限定 無料ZOOMキャリア相談 実施中!

*ジーネットTV youtubeにて医師のキャリアについてお話ししています。

医師キャリア相談

<ジーネットは様々な情報発信をしています!>
ジーネット株式会社 正式コーポレートサイト
<IBIKEN>医療ビジネス健全化協議会 医師向け情報提供サイト
twitter ジーネット株式会社公式アカウント
facebookページ ジーネット株式会社公式アカウント

下記もポチっとご協力下さい!
      にほんブログ村 転職キャリアブログへ

診療圏調査バナー

 

 

 

 

この記事をSNSでシェアする