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医師人生の分岐点で相談できるコンサルタントとして

2024年5月15日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師が転職や開業を通して
より良い未来を手にするために
キャリアプランの重要性を発信し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

仕事への熱意や情熱というのは
人それぞれで随分違うものだと思います。

いや人それぞれどころか
自分の中でもタイミングによって
かなり異なるものではないでしょうか。

それがいいとか悪いとかではなく、
そういうものだと思うんですよ。

仕事人生って。

長く働いていれば
いい時だけじゃありませんし
辛い時、苦しい時もありますよね。

それをどう乗り越えて
トータルとして良きものとしていくか。

実はどこの組織に所属しているか
どんな職業に就いているか
どのような働き方をしているか。

こういうことよりもずっと
「心持ち」の問題が大きいものなんですよね。

ホント自分の考え方、自分次第です。

 

本日のブログのタイトルは、
【 医師人生の分岐点で相談できるコンサルタントとして 】
といたしました。

 

<目次>
1.医師人生の分岐点とは?
・勤務医か、開業医か
・数多く現れる小さな分岐点
2.判断材料を手に入れて決断する
・テクニカルな判断材料
・エモーショナルな判断材料
*まとめ

 

 

1.医師人生の分岐点とは?

医師に限った話しではなく、
誰にだって人生には分岐点があると思います。

ああ、今のこの状態が分岐点なのだなと
自分で気づける場合もありますけど
後々振り返った時に
ああ、あれが分岐点だったんだなと
その当時は無意識だったことも少なくありませんよね。

今までも多くの方々の分岐点に出会ってきた私ですが
最近つくづく思うのは…
どれを選ぶか?どちらを選ぶか?も大事ですけど
もっと大事なのは
選んだほうで
より良くするということだなということです。

どうしても私たちは最善の選択をしたいとか
間違いのない決断をしたいと考えますけど
よほどのことがない限りは
選んだほうで頑張れば
ずっと良い人生を送ることができるのですね。

決断とは「決めて断つ」です。

決めたほうで
人生をより良いものとしちゃいましょう。

 

・勤務医か、開業医か

長い医師人生の中で
中堅に差し掛かった頃に
通過する分岐点として
勤務医のまま続けるか
開業医になるかという決断が必要となるでしょうか。

別にどちらがいいとか
どっちが有利という問題ではありません。

おそらく勤務医でも開業医でも
特有の大変さはありますし、
逆にやりがいや面白さや醍醐味もあるでしょう。

ここで大事なのは
自分に合ったほうを選ぶということと考えます。

ただフェーズフェーズで変わることもあり得ます。

弊社でクリニックの開業支援をしたある先生は
開業を考え始めたのは2年ほど前、
それまでは全く考えたことがなかったとおっしゃっていました。

逆に開業のご相談でいらしたある先生は
自分には開業は合わないと判断して
勤務医を続ける方針を確固たるものとしました。

何度か当ブログではお伝えしていますが
私の考える開業適齢期は「40代」です。

少し幅が広いですけれども
40才~49才と49歳と考えていただいて
その前後も含んで良いと柔軟に受け止めて下さい。

ただこの分岐点で大事なのは
その時の判断だけではありません。

数年前から準備をしてきた
キャリアプランが問われるのだと思います。

勤務医で続けるか、開業医になるか。
どちらも正解ですし、
場合によってはどっちも不正解になり得ます。

自分がどうしたいのか?
将来ビジョンこそが「判断材料」となるでしょう。

キャリアは時間軸の発想が大事です。
過去があるから今があり、
今の結果が未来に繫がっていきます。

その場しのぎの安易な発想ではなく
数年前からの積み重ねこそが重要ではないでしょうか。

 

・数多く現れる小さな分岐点

過去、現在、未来という流れで考えると
今、目の前にある重大に思える分岐点には
実は小さな分岐点が
その前にも後にも数多くあるはずです。

つまり多くの小さな分岐点の結果として
重大な分岐点が現れたのです。

これ自体はすでに変えようがありませんが
今後現れる重大な分岐点のためにも
ここからの判断を誤らないようにしたいですね。

そもそもキャリアや人生って
「連続」しているものであって
決して単体ではありませんよね。

ある一定時期だけで判断しては
本質を見誤ることになりかねませんし、
過去、現在、未来という時間軸で見つめて
なぜ今こうなったのか?
それぞれの判断をすると未来はどうなるのか?
こういった冷静さは不可欠であると考えます。

どうしても人というのは
目の前に現れたものを優先してしまい
視野が狭くなってしまうものです。

私どもはキャリアの専門家として
狭くなった視野を広げていく手助けをして
見えなくなったものを見えるようにして
新たな選択肢を提示するのが仕事だと思ってます。

それこそが私どもの存在価値なのですね。

医師の転職エージェントや
クリニックの開業コンサルタントで
こういうことを言う人は少ないかもしれません。

しかし医師人生の転機に携わらせていただく私どもは
それこそ人生の達人のように
客観的な見解をお伝えしたく考えております。

 

<参考>
40代・50代医師のキャリアの分岐点でよくある間違いとは?

 

 

2.判断材料を手に入れて決断する

人生の二大失敗要因は
「焦り」と「慢心」であると言われます。

共通するのは
焦ることで、慢心することで、
見えなくなるものが
意外と大きいということでしょうか。

現代社会は右肩上がりの時代と違って
人生のリスクは大きくなるばかりです。

失敗の経験は
次の成功のためにも必要なのですけど
人生を棒に振るような
大失敗は避けなければなりません。

そのために必要なのは
「判断材料」です。

これを持たずに決断すると
思いも寄らないことに陥るかもしれません。

ただ「判断材料」と言っても
世の中にはミスリードするような情報、
明らかな虚偽情報、
表層的で浅い情報など
ロクでもない情報も少なくありませんよね。

だからこそ良い「判断材料」を
日頃から手にしていくべきだと思ってます。

 

・テクニカルな判断材料

ここに決めてよいのか?
本当にいいのか?

決断とは決めて断つと書きます。
決めたら他の選択肢を完全に排除すべきですよね。

あとでやっぱりあっちが…と言っても遅いですし、
そんな気持ちで決断したならば
仮に正しいほうを選んだとしても
上手く行かないんじゃないでしょうか。

決断を見誤らないための「判断材料」とは何か?

まずひとつには
「テクニカル」な情報収集が必要と考えます。

この場合の「テクニカル」とは
専門的、学術的、技術的と捉えて下さい。

キャリアシーンでは…

どの求人に申し込むか?
どの医療機関に面接に行くのか?
内定を受けるのか?
他の医療機関との比較はどうか?
どの転職エージェントを利用するのか?など
転職シーンではこのような決断が必要になります。

開業シーンでは
どの開業コンサルタントに依頼するか?
どの開業物件を選ぶのか?
どんな開業プランを立てるか?
それぞれの業者はどこに決めるか?
スタッフはどの人を採用するか?などがありますね。

ひとつひとつの決断には
なぜそれを選ぶのか?の「理由」が大事になります。

「理由」の有無はロジックです。

〇〇なのでAを選ぶ。
◇◇の基準に照らし合わせてBを選ぶ。

つまり情報収集とは
この〇〇や◇◇を手に入れておくということですね。

普通に考えれば
皆さん自分なりの判断基準や、
判断軸はすでにお持ちのはずです。

しかし転職なら
転職ならではの必要な判断基準がありますし、
これは開業においても同様です。

本来ならば転職、開業、
それぞれのコンサルタントが
個々に合った判断基準をアドバイスするのですが
医師に対して
ハイレベルに提供できる人は少ないでしょう。

テクニカルと申し上げましても
私が必要ではないかと思うのは
いわゆるキャリアの基本的な考え方の部分です。

当ブログをお読み下さっている方は
それほど問題ないんじゃないかと思いますが、
キャリアについて
今まであまり考えてこなかったような方は
しっかり情報収集をして
適切な判断材料を手に入れるのがいいですね。

 

・エモーショナルな判断材料

論理的かつテクニカルな判断基準を持つとともに
もうひとつ欠かせないのが
エモーショナルな判断基準です。

これは感情的とか、情緒的という
意味合いで捉えて下さって構いませんが
もうひとつプライベートな事情も含めて考えるのがいいですね。

仕事に感情を持ち込むなとか
仕事最優先でプライベートなんて二の次だという
そんなことを言ってられない時代になってます。

経営者側のロジックもわかりますけど
労働者側の事情を理解することで
採用や定着に有利になることは少なくないでしょう。

働く側のエモーショナルとしては
究極的には入職してみないとわからないんです。

わからないのですけど
わからないままにしてはいけないわけで
いかにして少しでもわかってもらう努力をするか。

この努力こそが判断材料となってまいります。

転職であれば
この法人はしっかりマネジメントされているとか
この院長先生と一緒に働いてみたいとか
職場の雰囲気が自分に合いそうだというようなものです。

開業であれば
この立地なら患者が集まりそうだとか
この物件なら自分の理想とする医療が実現できそうだとか
何となくこの街は居心地が良くて好きだなというようなものです。

人はロジックだけでは心が動きません。
やはり感情面もしっかりと握手できたほうがいいですよね。

裏を返すと
このエモーショナルを
自分の中で確立させておくのも大事ですね。

キャリアアンカーに近い考え方ではないでしょうか。
自分の軸、テクニカルだけではなく
エモーショナルな面での軸ですね。

1度じっくり自分と対話をしてみるのも良さそうですね。

 

<参考>
医師が判断するために必要な情報がそこにあるか?

 

 

*まとめ

判断材料って
自分では持っているつもりですけど
転職活動を進めていくなかで
開業準備をはじめるなかで
どうしてもブレたりしてしまうものです。

頼りになるコンサルが付いていれば
その度に修正を促していけるのですが、
そうでないと自分でコントロールせねばなりません。

特にキャリアシーンでは
これが非常に難しいのですね。

私どもは医師人生の転機で信用して相談できる
コンサルタントとして機能できるように
日々精進してまいります。

それでは、また…。

 

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