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医師のパラレルキャリア支援エージェントとしてジーネットが実践していること!

2020年10月7日by gnetdoctor

 

おはようございます。

医師のキャリアプランを研究し続ける
ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

時代は移り変わり続けます。

望む望まないに関わらず、
戸惑う私たちをあざ笑うかのように
刻々と変わっていきますね。

変化の先鞭に立つ。
変化に柔軟に適応する。

できなかれば転落人生が始まるでしょう。

どんな変化が起きていて、
どんな対処方法があるのか?

まずはこれを知らねばなりませんね。
まさにキャリアリテラシーを発揮させるべき
そんな状況がやってきています。

 

本日のブログのタイトルは、
【 医師のパラレルキャリア支援エージェントとしてジーネットが実践していること! 】
といたしました。

 

<目次>
1.医師人生のリスクマネジメント
・中長期的な専門性への固執
・患者ニーズの変化とAI化のビッグウェーブ
2.リスクマネジメントを内包した医師のキャリアプラン
・いざという時に備えたキャリア設計
・求人案内から本物のキャリアサポートへ移行するエージェント
*まとめ

 

1.医師人生のリスクマネジメント

社会の変革時には
当然リスクが付いて回ります。

世の中を見ていると
ただ真面目に一生懸命に
仕事をしてきた善意の方々が
業績悪化で仕事を失ったり、
職場を変えざるを得なくなっていますね。

まさに諸行無常です…。

でも歴史を振り返ってみても、
常にこうした変化の繰り返しだったとも言えます。

だからこそ
備えあれば患いなし…なんて
言葉が語り継がれるのでしょうね。

では医師はどのような備えを打っておくべきでしょうか?
まずはこの点から考えてまいります。

 

・中長期的な専門性への固執

専門性を高める。

最近は総合診療の地位も上がってきてますが、
もともと医師の世界は専門性が高い方が
医療業界での評価が高かったですね。

かかりつけ医という存在が
少しずつ広まってきてますけど、
若手医師や中堅医師の中では
まだまだ専門性を貫き通したいと
考えている先生はきっと多いのでしょう。

高度な医療に携わる事自体は
実に素晴らしいことですし、
将来のためにもプラスになると思います。

やはり医師となったからには
高い専門性を身に付けたいと思うのも
ごく普通のことですしね。

しかし全員が同じである必要はありませんし、
ある程度の期間を専門家として貫き通した後に
プライマリ医に転身する先生も少なくありません。

特に外科系の先生方は
いつか来る「メスを置く」時への備えとして
一考の余地はあるのでしょうね。

そうは言っても
専門性の高い領域を貫き通すのもありですし、
誰もがプライマリ領域に転身する必要はありませんね。

ただ米国家庭医学界では
家庭医は何を専門にしているかという問いの答えを
「家庭医はあなたを専門にしている医師です」
としているそうですし、
米国のリチャード・ロバーツ教授は
「最初に出会い最後まで関わる医師」
と述べたそうです。

セカンドキャリアとか、
キャリアチェンジとか、
デュアルキャリアなど
医師としての将来設計を中長期的に持っておき、
いつ何時どんなことがあろうとも、
食いっぱぐれのない自分になっておく。

そんな備えは必要だと思います。

ではどう備えるか?
ここにパラレルキャリアがあり、
スラッシュキャリアやハイブリッドキャリアの
必要性があるのですね。

私どもがパラレルキャリア支援エージェントとして
・中長期的な医師のキャリアプランを共に考える。
・キャリアの複線化、複合化を支援する。
・バイトをお小遣い稼ぎではなく将来に繋げる。

このような展開を作りあげております。

 

<参考>
医師がセカンドキャリアを考えるべき年齢とは?
医師のキャリアチェンジやキャリアの中断についての本質とは?
医師人生の参考になるかも?デュアルキャリア!
二刀流、三刀流のキャリアプランが我が身を救う!パラレルキャリア、スラッシュキャリア。

 

・患者ニーズの変化とAI化のビッグウェーブ

リスクマネジメントとして
医師人生やキャリアについて考えるのと同時に
今後世の中がどう変化していくかも
情報収集しておかねばなりませんね。

医療業界においても
いくつか変化の兆しが表れ始めていると感じます。
釈迦に説法ではありますが、
いくつかキーとなる事象を考えてみます。

やはりこのコロナ渦で最も大きな変化となったのは、
患者の受診控えでしょうか。

特に小児科や耳鼻咽喉科などには顕著であり、
だいぶ患者が戻ってきたところもあれば、
いやまだまだというところもありますね。

その中でオンライン診療が広がり
徐々に浸透しつつありますが、
これは目的をしっかり持っておかないと
オンライン診療は導入しましたけど
特に何も変わりませんとなりがちです。

患者側もしばらくはまだ不要不急の受診は
控えることが予想されます。

医療機関も予約システムを導入し、
問診を来院前にシステム上で取り、
受付をシステム化して
自動精算機で効率化を図るなど
院内滞在時間を減らし、
職員との接触も極力避けるなどの工夫が
相当になされてきました。

直接個々の医師のキャリアとは
無関係とも思えますが、
数年先にはオンライン診療のプロフェッショナルという
働き方なども出てくるかもしれません。

もうひとつ大きな変化として
近未来に浸透しそうなのがAIでしょうか。

ロボットによる手術などは
1人の男の子としてワクワクしますが(笑)、
読影などのAI診断は
すでに実用化されているようですし、
今後はAIが医師の代わりとなるシーンは
段々と増えてくることが予想されます。

これは医師の仕事が奪われるようなレベルではなく、
我が国においては医師の過重労働を減少させる方向で
効果を発揮するのではないかと
個人的には期待を持っています。

AIが得意な領域は任せて、
AIが苦手な領域に専念する。
そういうすみ分けができるといいですね。

ただ個々の医師のキャリアとしては、
それを見越して
AIが苦手な領域を得意になっておくという
戦略的なキャリアの積み重ねができると
さらに良いのではないかと考えて
私自身も情報収集を続けています。

 

2.リスクマネジメントを内包した医師のキャリアプラン

ひと昔前までは
愚直にひとつの分野をやり遂げる事に
一種の美学がありましたね。

しかしウィズコロナの時代となり、
その業界全体として
壊滅的な痛手を蒙る所も出てきています。

30年間を観光業でひと筋に働いてきたとか、
飲食業で25年働き続けてきたような方が、
簡単に他業界に転身することは難しいと感じます。

もちろんポータブルスキルはあるでしょうし
可能性はゼロではないと思うのですが、
ご本人の気持ちとしても
できる事ならこのまま続けたいというのは
どうしてもあると思うんです。

こんな時にAプランだけでなく、
BプランやCプランが手元にあると
かなり気は楽ですし、
リスクマネジメントとしても最適ですね。

今までのキャリアを一旦白紙にして
学び直し、イチから再出発するような
二毛作のような展望を作れる
力強いメンタリティがあるというのも
変化の早い時代には有効だと思います。

これからのキャリアプランは
このようにリスクマネジメントを
内包した形で作っていくのが最善ですね。

 

・いざという時に備えたキャリア設計

いざという時への備えというのは
いくつも考えられますが、
難しいのは人生とかキャリアって
過去、現在、未来と1本の糸で繋がっていくものであり、
三者三様、それこそ百者百様、千者千様である事です。

つまりそれだけ個別具体的なものであり、
一般論が通用しにくいものだと思うのです。

平均的…が通用しなくなっている時代。

みんな一緒とか、
一律で成長とか、
総体的な物言いがしにくくなっています。

先日も書きましたが、
まずは定義づけが重大であると考えます。

自分にとっての「幸福」とは何か?
自分にとっての「成功」とは何か?

こういうキャリアアンカーが
明確になっていたほうがいいのですよね。

その上で…

自分らしい「人生」とは?
自分らしい「キャリア」とは?と
自分が望む方向性や姿かたちを
具体化していくのがよいです。

ただそんなに簡単に見い出せるものではありません。

だからこそキャリアドリフトという概念を持って
多種多様な経験を身に付け、
その中からキャリアアンカーを確立し、
キャリアプラン→キャリアパスという手順で
自分らしいキャリア設計をしていくべきです。

私が考えているパラレルキャリア支援エージェントととは、
このようにキャリアの初期段階から
医師人生の終盤戦まで
より良いキャリアプランを構築し続けて、
そのプロセスにある
常勤先の転職、バイト先探しや、
クリニックの開業や
またその他、実に様々な点でサポートをしていきたい。

そうあるべきと考えています。

 

<参考>
医師としてのキャリア・アンカー!?
医師のキャリア形成における偶然性の考察、キャリアドリフトという概念

 

・求人案内から本物のキャリアサポートへ移行するエージェント

転職エージェントに相談しようと思ったら、
転職するのが当然とされ
希望条件を聞かれて求人を案内されて
辟易した…。

開業コンサルタントに相談しようと思ったら、
いきなり開業希望地域を聞かれ
いくつもの開業物件を案内されて
ガッカリした…。

このような話しはよく耳にします。
相談だけでも歓迎と書いてあったのに…と。

これは誠に残念ですが、
そうではない会社も少ないながらも存在します。

弊社がこの春から実施している
下記のZOOM相談なんて
もう完全に「相談」メインです。

 

<参考>
<期間限定企画> ZOOMでキャリア相談をしてみませんか?

 

ですけど本来は、
転職エージェントは求人案内だけでなく、
転職前の悩んでいる状態から
転職後のアフターフォローまで
フェーズフェーズで様々なご相談に乗るのが
本来的な役割だと思います。

クリニック開業だって同じです。
開業物件を見つけたら
あとはそれぞれの業者さんに任せるとか、
開院したらあとは知らないとか、
そんなの言語道断ですよね。

変化の早い時代だからこそ
コンサルタントには先見の明が問われますし、
誰よりも勉強をすべきと思います。

そういった本物のコンサルタントが残り、
それ以外のただのマッチング屋さんは
AIに取って代わられていくでしょう。

それでよいと思います。

エージェントとは代理人です。
コンサルタントとは
助言・指導を行い問題解決に導く
プロフェッショナルです。

生き残るべきは本物ですし、
お役に立てるのも本物だけです。

今後この業界でも優勝劣敗が進むでしょう。

 

*まとめ

私はスペシャリストである医師を支える
ゼネラリストとして機能する事を
弊社のミッションに掲げており、
社内ミーティングでも口を酸っぱくして
社員にも伝えています。

まだまだ頭では理解していても
具体的な行動にまでは落とし込めていませんが、
少なくとも頭で理解し、
意識をしながら仕事をしていますので、
段々とそのレベルは上がっていると感じています。

そんな弊社だからこそ
パラレルキャリア支援エージェントになれるでしょうし、
スラッシュキャリア支援エージェントとしても、
ハイブリッドキャリア支援エージェントでも
活動できるのだと思ってます。

先日もある先生に言われました。
「小野さんのところは職業の名前を変えてもいいかもね。
医師包括的キャリアコンサルタントとかどう?」って。

とても嬉しく思います。
求人案内や物件紹介に留まらないサポート。

私どもは医師のキャリアプランを共に考え、
その実現の為に動きます。

なぜならそれが成功への道ですし、
実際に医師人生を好転する事に繋がるからです。

私どもにとっては
医師のキャリアの先に
転職や開業があるのです。

キャリアプランこそが
医師人生の支えとなっていくと考え、
それを中心にしてご支援しています。

それでは、また…。

 

*ZOOMキャリア相談を無料で行っています。

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